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日蝕む翳

ひはむかげ

漫画「蟲師」の連載終了から5年後に執筆された特別篇、及びそれを原作としたアニメのタイトル。
目次 [非表示]

かつて寄り添い、 いつか失くした――― かけがえのない光、 わかちあったぬくもり。

あらすじ

日食が生む妖光は多くのを騒がせる。

それに乗じた『日蝕み』と呼ばれる蟲のもたらす事象を危惧し、その現出が予測された里に赴いた蟲師・ギンコ

日蝕みの生み出した終わらない日食で太陽の光が奪われたその里で 住民と共に事態の解決に乗り出したギンコは、痣に身体を蝕まれるために日の光を浴びることが出来ない少女・ヒヨリと その双子の姉妹・ヒナタに出会う。


概要

原作は2013年11~12月発売の月刊アフタヌーンで前・後篇の特別読みきりとして掲載され、アニメ版は後篇発売から10日後の2014年1月4日に新春1時間アニメとして放送。

更に放送終了後には8年越しとなるファン待望のテレビアニメシリーズ「続章」の製作が発表された。


一話完結を基本としている蟲師では『棘のみち』、『鈴の雫』に続き三作目となる前・後編 二話構成で比較的スケールの大きなストーリーが展開し 、化野淡幽を始め かつてのキャラクターが複数登場するなど5年ぶりの特別篇としての趣向が感じられる内容となっている。


アニメ版

隠されたままの光、 閉ざしたままの心――。 かつて覚えたぬくもりは 独りでは知り得ぬ希望。


新作読み切りに合わせて2005年のテレビシリーズのスタッフ・キャストが再結集し新たに製作。


前作と同様 終始原作の再現に務めた丁寧な映像化がなされた一方で、アニメ独自の要素として第一期に登場した人々のその後を21話分 (他の形でその後が描かれているものや、関係者が既に死亡している話を除いた全話) 1カットづつ描写するというファンサービス的なシーンが追加された。

これは一期の人々が日食の中でどのような現在を送っているのかという原作者漆原友紀の談を基に描かれたシーンとのこと。


  • 放送局

TOKYO MX・とちぎテレビ・群馬テレビ・BS11ニコニコ生放送 (同時放送)

  • 放送日時

2014年1月4日(土) 23:30~24:30


スタッフ

  • 監督:長濱博史
  • キャラクターデザイン・総作画監督:馬越嘉彦
  • 美術監督:脇威志
  • テクニカルアドバイザー:大山佳久
  • 撮影監督:口羽毅
  • 編集:松村正宏
  • 音楽:増田俊郎
  • 音響監督:たなかかずや
  • アニメーション製作:アートランド

キャスト

前作同様 幼年のキャラクターには子役が起用され、物語の鍵となる双子の少女もそれぞれ11歳の子役が演じた。

 淡幽の頼みで日蝕みが発生するおそれのある土地に赴き、日蝕みの解決に奔走する。

 胎児の時に日蝕みの亜種「月蝕み」の影響で白い肌と白い髪となり、陽を浴びると黒いアザと高熱を発してしまい、日中は外に出られない生活を余儀なくされてきた。辛い思いをしてきたため性格に冷たいところがあり、日蝕みで外に出られることを喜んでもいた。

 ヒヨリの双子。ある理由でヒヨリのように白くならずにすみ、苦しんでいるヒヨリのために献身的に支えてきたが、一方でヒヨリの思いに自分がどうすればいいのか苦悩している。

 一ヶ月も前から日食を待ち望み、そのために貴重な遮光器まで取り寄せた。また日食によって蟲が騒ぐため、一般人にも蟲が見える可能性があり、その時は蟲を捕まえようと目論んでいた。

 日蝕みの出現を危惧し、ギンコをはじめとする蟲師たちに頼んで彼らに出現の可能性のある土地に向かわせた。


関連イラスト

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外部リンク

アニメ蟲師特別編「日蝕む翳」公式サイト


関連タグ

蟲師 日食

ギンコ

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