スペースZ
すぺーすぜっと
『ウルトラマンZ』第19話「最後の勇者」にて使用した技で、かつてウルトラマンエースがエースキラーを倒す際に使用したスペースQの発展技。
エースがスペースQの構えを取った後に両手を広げて頭部から虹色のエネルギーを照射して、ベータスマッシュになったゼットの頭部に収束。今度はゼットがスペースQの構えをした後に完成したエネルギーボールを空へと掲げ、星空のイメージの中にZの文字とその両側にゼットとエースが浮かび上がり、後ろに構えてから砲丸投げのように相手に投げつける。
なお、光球の生成と光球の発射時双方で技名を叫ぶが発射時のみ発音の区切り方が独特であり「スぺ、エース、ゼット(SP ACE Z)」と聞こえるように区切りながら発音している。
バラバに命中し、両目を飛び出させながら真っ二つに両断し撃破した。
本家であるスペースQと同様にゼット単独でも使用できるのか、エースの力を用いていない他のフォームでも使用できるのかは不明である。
また、エネルギーを集めることでウルトラホールが4つ(映像で確認できる数。ゼットの溝自体は6つ存在している)解放されるが、このウルトラホールがゼット生来の器官なのか、エースの力を持つベータスマッシュだからそう機能したのかは現在不明(一応オリジナルの時点でウルトラホールになる円形の溝は存在しているが……)。
元になった技はウルトラ4兄弟からエネルギーを貰うことで発動していたが、ベータスマッシュを構成する3人のウルトラ兄弟とエース本人がそのウルトラ4兄弟に相当すると言える(といっても、エースの力はメダルと本人を合わせて二乗になっているのだが)。
偶然にもスペースZは「SP・ACE・Z」と表記でき、エース・ゼット両名の名前が含まれるうえ、SPをSPECIALの略称と捉えれば「エースからゼットへ送られた特別な技」と解釈することもできる。監督の辻本貴則氏もこの表記の仕方は放送後に気が付いたらしい。
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