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エースブレード

ひからないならないでらっくすうるとらながどす

エースブレードとは、ウルトラマンエースが使用する剣。
目次 [非表示]

登場話:第8話「太陽の命!エースの命!」、第25話「ピラミッドは超獣の巣だ!」、ウルトラマンZ第19話「最後の勇者」


概要編集

ウルトラマンエースが念力で作り出す巨大な実体剣。

外見は柄や鍔の付いていない日本刀に似ている(俗に言う長ドス)。初使用時は持ち手の部分を指で挟んでブンブン振り回していた。


切れ味は非常に抜群であり、ドラゴリースフィンクスの首を一撃で斬り飛ばした。ただしいずれもトドメはメタリウム光線で終わった。ちなみにスフィンクスは切断された頭と胴体が別々に動き出してしまい、あまり効果がなかった。またドラゴリーに至ってはオーバーキルされた本人がウルトラマンメビウスの時代に復活している。


その後は長らく出番がなかったが『ウルトラマンZ』での客演時にバラバに対して久々に使用され、ゼットランスアローを使うウルトラマンゼットと共に武器持ちでの殺陣を見せるが、左手の鎌で受け止められたところを右手の鉄球で衝撃を加えられるという戦法で折られてしまった。

それでも即座に格闘戦に切り替えられるあたりは、特に拘りのないその場限りの使い捨て武器ならではの利点といえる。


体の一部を切断武器にしたり、光線剣を使う技は他のウルトラ戦士にも見られるが、実体のある剣を作り出す技はかなり珍しい。

ニュージェネレーションでは剣などの手持ち武器を使うウルトラマンも増えたものの、そういった近年の必殺武器とは一線を画する商品化など一切考慮しない飾り気のない外見と、

光線を出すでも派手な技に使うでもなくただ超獣の首を刎ねるためだけに使われる無骨さは、純粋な殺意しか感じさせないと専らの評判である。その絶妙な存在感のお陰で、一部ファンの間では「ウルトラ長ドス」「ウルトラポン刀」のあだ名で呼ばれることも。

ULTRA-ACTのウルトラマンエースにもエフェクトパーツとしてエースブレードが付属していた。


第39話での炎の剣を使うファイヤーモンスファイヤー星人との戦闘及び第46話のダイダラホーシとの戦闘でチャンバラする際には、何故かエースブレードを使って抵抗しなかったことから南夕子が合体していないと使えない技との説があった。もっとも南夕子との合体変身をしていた第9話でも短槍を使うガマスとの戦闘において応戦で使用していなかったりする(武器持ちの敵だと武器返し戦法で対応していることが多かったりする)。


Zとの客演でバラバに折られてしまった事から察するに、あくまで切断する事に特化した武器であり強度自体はそこまで高くはない可能性はある。


余談編集

エースブレードが登場した第8話および第25話の監督は筧正典が担当しており、Zとの客演での登場以前はある意味「筧監督作品アイテム」だったりする。ちなみに同氏は帰ってきたウルトラマンにおいてウルトラクロスが初登場するドラキュラス回で監督を担当している。また第8話の特技監督佐川和夫が担当しており、帰ってきたウルトラマンのドラキュラス回やブレスレットニードルが登場するバキューモン回でも特技監督を務めていた。


また25話はオマージュが多い回で、ホタルンガに使用されたV7ミサイルの後継兵器が登場したり、オリオン星人ミチルの笛でスフィンクスが大人しくなっていたり(ブラックピジョンのオマージュ)するので、ドラゴリー登場話のオマージュという側面もある。


ついでにいうとAがギロチン王子と化す話は筧・佐川両氏のどちらが関与していることが多かったりする(切断技が出ない場合は宇宙への追放・爆破エンドが少なくない)。なお第9話や第39話、第46話の監督と特技監督は筧や佐川とは別の人である。


同じ円谷プロ作品の『ファイヤーマン』第23話でのグリーンギラー戦において、ファイヤーナイフというエースブレードそっくりな武器が登場する。おそらくプロップを流用したものと推測される。にしてもナイフというサイズではないが。・・・というかファイヤーマン23話の特技監督、佐川和夫氏じゃないか!


また、御童カズヒコ氏の手掛けたウルトラ忍法帖シリーズにおいてエースが侠客上がりの剣士』として設定された理由の一つとしてこの武器の存在が影響した事は容易に推察できるだろう。


関連項目編集

ウルトラマンエース

レオヌンチャク…昭和ウルトラシリーズで登場した武器。


日輪刀:『Z』で使用した直後にこれのコマーシャルが流れた。

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