概要
(以下、ウィキペディアより抜粋・引用・改稿)
新約聖書にて、ここで弟子のイスカリオテのユダの裏切りを受けたイエス・キリストが十字架に磔にされたと書かれているエルサレムにある丘。
現代では、イスラエルのエルサレム地区エルサレムに「ゴルゴダの丘」とされる場所に聖墳墓教会が建っている。
場所について
場所については諸説あり、はっきりとは分かっていないが、上記のとおり城内の聖墳墓教会のある場所がゴルゴタの丘だといわれている。
コンスタンティヌス帝の母ヘレナが326年にエルサレムを訪れた際、ウェヌス神殿で磔刑に使われた聖十字架と聖釘などの聖遺物を発見したとされ、この地がゴルゴタとされ現在の聖墳墓教会が建てられたとされている。
他に城外の「園の墓」付近をゴルゴタの丘とする説もある。
日本のカトリック教会では、ラテン語から派生した「カルワリオ」の丘と呼ばれることがあり、ラテン語より派生した英語の「カルヴァリー(カルバリー、(Calvary)」 はプロテスタントの教会の名前によく用いられるが、これらの単語は、すべて「髑髏」の意味である。
一説には人類の始祖のアダムの墓がここにあったといもいわれ、磔刑を表した絵画にはしばしばイエスの十字架の下に髑髏が描かれる。
日本語では、ゴルゴタはゴルゴダと最後の音が濁音となって流布している。
余談
さいとう・たかを氏作「ゴルゴ13」の主人公「デューク・東郷」ことゴルゴ13のゴルゴとは、このゴルゴダの丘からとったという説がある。
関連タグ
イエス・キリスト 新約聖書 磔刑 カトリック プロテスタント キリスト教 ゴルゴダ星 ゴルゴ13←余談のとおり、主人公の通り名がゴルゴダの丘からとっている説がある。
ゴルゴダの丘⇒別読み。日本ではこちらの読み方の方が主流。