宇宙ギャング・バルサス
うちゅうぎゃんぐばるさす
『ウルトラマンR/B』超全集収録の小説『蒼い瞳の少女は灰色と名乗った』の登場人物の1人。
宇宙ギャングたちの元締めを務める人物の1人で、執念深い性格の持ち主。
かつて懸賞金目当てでバクバーバが差し向けたロッソ、ブル、グリージョの三兄妹に組織の幹部を暗殺された事を根に持ち続けており、その報復の為に長きに渡って追撃部隊である傭兵たちを三兄妹の元へと送り込み続けて来た。
姿などの詳しい詳細は不明だが、怪獣を何匹か飼い慣らしており、その中でも小さい時から育てて来たフィアモンガが最強の戦力らしい。
その後、惑星O-50の“戦士の頂”に鎮座する“オーブの光”より三兄妹が力を授かると、密かに接触してきたかつての敵対者であるバクバーバと取引して裏で手を組むと人身売買などでさらに私服を肥やしていたが、今まで行ってきた悪事が露見し、怒り狂ったグリージョにバクバーバが粛清された事を知ると、今までの因縁と決着を付けるべく子飼いの怪獣の中で最強の存在であるフィアモンガを伴って兄妹たちの故郷・惑星サンジャへと赴くが、最後はフィアモンガと共に運命を共にしたらしい。
その他の登場人物
ラルゴ
未開拓地である惑星ドンタクの近代化を名目にバクバーバを通じて惑星の守護獣・ネーロの討伐を依頼する。
しかしその実態は冷酷な悪徳商人で、ネーロの討伐依頼もドンタクの黒い森林地帯の地下に眠る希少なレアメタルの独占が目的であり、ネーロが倒れた後、傭兵部隊を現地に送り込んで先住民であるボスコ族諸共森林地帯を焼き払い、さらに資源を掘り尽すと今度は物資転送基地の土地提供という形で星間連盟へと売り飛ばし、莫大な利益を荒稼ぎしていた(ちなみにバクバーバの証言によれば、これらの行為の裏には連盟の腐敗した上層部も一枚かんでいるらしい)。
その後の動向は不明だが、未だに私腹を肥やし続けていると思われる。
ウルトラマンR/B 蒼い瞳の少女は灰色と名乗った フィアモンガ マーゴドン バクバーバ
メフィラス星人ノストラ ゼットン星人ゾリン→ウルトラシリーズの歴代裏組織のトップ関連で。