CV:清都ありさ
概要
ウルトラ怪獣擬人化計画で登場したノイズラーの擬人化キャラクター。
デザイン担当は富岡二郎氏(上掲のイラストも富岡氏が描き下ろしたもの)。
パンクファッションを思わせる格好をしているのは、ギターの音を気に入ったという原作の設定を反映したものだろうか。なお、所持しているギターは原典で猛の学校の生徒が持っていたものと同じ型番であるという小ネタがある。
アニメ版
声:清都ありさ
アニメ版では第2期の8話から登場。
国際怪獣指導組織GIRLSの芸能課に所属している怪獣娘。本名は鳴無(おとなし)ミサオ。
人間として暮らしている時の姿は髪にメッシュを入れたボーイッシュな風貌で、喋り方も女っ気の少ない男っぽい口調が特徴。
音楽を聴くのが好きで、ロックを中心に色々なジャンルの曲をよく聴いている。最近は「DC/AC」というバンドがお気に入りらしい。
バンド好きという設定のノイズラーを演じるにあたり、担当声優の清都ありさ女史は特にシャウトの練習に力を入れていたという(YouTube等で色々な動画を見ながら研究していたとの事)。
年齢は不明だが、ザンドリアスと大体同じくらいであると推測されるため、カプセル怪獣の後輩にあたると思われる。
ちなみに、ウインダムの事は初登場時には「先輩」と呼んでいたが、シャドウとの最終決戦時には「ウインダム」と呼び捨てにしていた。
同じ『80』出身の怪獣であるザンドリアスと意気投合し、一緒に「ザンドリアス&ノイズラー」というバンドを組む事になる(なお、小説版第2作では(直接の面識はなかったながらも)レッドキングも彼女の事を知っており、ザンドリアスとの対面は彼女の仲介があった事が明かされている)。ボーカルがザンドリアス、リードギターがノイズラーという構成のようだ。ちなみに、これはあの国民的バンドのパロディらしい。
なお、2人が対面した時の様子はアニメ内では描写はされず、その後発売された小説版に付属されているドラマCDにて描かれている。
しかしライブを間近に控えたある日、ミクラスがガッツ星人(?)に襲われるという事件が発生し、事態が解決するまでライブの中止を申し渡されてしまう。
残念がりながらもウインダムに諫められ、団子をご馳走になって帰宅するが、その際に分身体と戦うガッツ星人の姿を目撃する。
目の前でガッツ星人が倒されたのを見て驚くものの、ガッツの分身体が自分達を駆除しようとこちらに向かってきた際には3人の中で唯一ソウルライザーを構えて戦闘態勢に入っており、割と度胸の据わった性格である事が窺える(ちなみに、この時の彼女の変身の構えは原作で80を相手に空手の構えを取ったシーンへのオマージュ)。
dアニメストアの質問コーナーでは、幼少期から父親から色々な格闘技を習っていたという設定がある(言うまでもなく、『80』本編で色々な格闘技で勝負した事に因んだ小ネタである)との事で、戦闘がからっきしダメというわけではないらしい(物怖じせずに強敵と対峙できた度胸はこうした自身の経験と実力に裏打ちされたものなのだろう)。
第11話のシャドウガッツとの決戦では、召喚されたシャドウをギターから発せられる音波で攻撃しながら戦っていた。
また、ザンドリアスや途中から戦闘に加入したマガバッサーの発破を受け、その勢いで飛翔して(今まで飛翔せず戦い、翼を羽ばたかせるのにかなり力を入れていた事から、ぶっつけ本番か勢いで初めて飛翔できた模様)シャドウジェネラルが召喚させたコウモリ型シャドウビーストに空中戦を挑み、これを撃破する事に成功している。
劇場版
バンドのメンバーに新たにベースにメカギラスを、ドラムにモゲドンを加入させ、充実したバンド活動を行っている模様。
東京都庁の展望フロアで行われたファンイベントにも登壇する事になっていたようだが、サツキとブラック指令が屋上に着いた時には何故か姿がなかった。
その後、ブラックスターズがGIRLS本部に乗り込んだ際に登場し、施設内で大音量でギターの演奏の練習をしてブラック指令を卒倒させていた(その際の様子や、直後に他のメンバーと合流していない事から、恐らく指令が基地内に忍び込んでいた事には気付いていなかった模様)。
なお、本作では台詞がなく、TVアニメ版で声を担当した清都女史も出演していない。