それ以外の意味はこちら→我慢
データ
初出 | 第1世代 |
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タイプ | ノーマル |
分類 | 物理 |
威力 | - |
命中率 | -(第2・3世代のみ100) |
PP | 10 |
範囲 | 自分 |
直接攻撃 | ○ |
効果 | 使用後2ターンの間、がまん状態となりその間に受けたダメージを2倍にして返す。優先度+1(第4世代 - ) |
英語名 | Bide |
概要
初代から存在する技。同作では技マシン34の技であり、この人からもらう事が出来る(ただしリメイク版のファイアレッド・リーフグリーンでは貰える技マシンはがんせきふうじに変わっている)。
相手の攻撃に2ターン耐えた後に、2倍にして返すという変わった技。
なお、がまんポケモンであるソーナンスは何故かこの技を覚えない。
正直な話、非常に使いにくい技である。
とにかく2ターンの行動ロスが痛く、その間に相手はやりたい放題、積み放題。そして返すのはあくまでもダメージのみ。追加効果や補助技は無防備で受けてしまうこととなるのが難点。
このため、初代において技マシンを貰ってもろくすっぽ使わずにそのままバッグかパソコンの中に永久放置ということも少なくない。
また、ノーマルタイプ故にゴースト相手にはダメージが返せない。
…ということから技対象こそ選ぶものの、カウンターやミラーコートの方が使いやすい。
ならばこの技の存在価値はないのか…といいたいが、実は第4世代より優先度+1となったため、相手が先制技でも持っていない限り、1発分は確実に相手の攻撃を返すことが可能。
そのため、刺さる相手にはこの上なくぶっ刺さるのである。
ただ、やはり耐えてなんぼの技なので、結局ポケモンには相当な耐久力を求められることには変わりない。
一応第1世代ではゼニガメ系統に覚えさせておくとレベルをあまり上げなくともカスミのスターミーを突破できるというシナリオ攻略上の利点がある。
余りにも使いにくかったためか、ポケモン剣盾では削除されてしまった。BDSPでも同様であり、コロボーシやポッチャマからも容赦なく没収された。
なお、スピードスターすら必中でなかった初代では唯一の必中技であり、しかも地中・空中の相手にも当たるノーガードの如き仕様もあった。処女作故にバグも結構あったりする。
そのため、VC版第1世代のオフライン対戦ではフリーザーが「かげぶんしん」の積み合いとなった時に必中を活かして使うことがある。
アニポケでのがまん
アニポケではヒカリのポッチャマやサトシのヌメルゴンが使用している。
ダメージ蓄積後の開放時の技エフェクトは、とても太い白い光線が敵に向かって発射される収束型大出力砲スタイルとなっている。