概要
「機界戦隊ゼンカイジャー」にて、ゼンカイジャー一同が敵(主にワルド)を高い演技力で欺いた時に発せられる、一種のハッシュタグワードのようなもの。
命名したのはジュラン。
由来
決闘のさなかキュウレンジャーギアでコグマスカイブルーのオオグマキュータマによる巨大化能力を使ったツーカイザーに対し、ゼンカイザーはマスクマンギアを使うも不発。そのまま跡形もなくツーカイザーに消されてしまう。
介人の消滅に嘆き悲しむゼンカイジャーのキカイノイド一同達。この決闘を仕組んだ張本人であるステイシーは望み通りの状況となったことで姿を現し、「ゼンカイザーを倒せばトジテンドパレスに連れていく」というゴールドツイカー一家との約束を反故にし彼らを始末しようとする。
しかし一家にけしかけたクダックに空から何者かの銃撃が!
銃撃の主は先程消えた筈の介人。実はステイシーの狙いを見抜いていたゾックスはゼンカイジャー一同に事情を話し共謀。ステイシーを出し抜くため一芝居打ち、介人はマスクマンギアのオーラパワーで空中に逃げていたのである。
ジュラン「毎度、劇団ゼンカイジャーです」
ゼンカイジャー一同「「「「よろしこー!!」」」」
この時、イメージカットとして「劇団ゼンカイジャー 素顔のまんま公演!」と題されたポスターが登場。公演期間は1年中。
以下はポスターに書かれた演出家・H.カトー氏のコメントである。
上演まとめ
- 第14カイ!(上演第1回)
上記の通り。
- 第27カイ!(上演第2回)
美都子博士を探して各並行世界を荒らしまわるトジテンドの捜索隊。
今は博士探しを優先すべきというゾックスに対し、だからと言ってトジテンドを放って置けないと言う介人。久しぶりに双方の意見がぶつかる中、マジーヌの「次で当たりならいいのに…」と言う発言を聞いて、介人は策を思いつく。
それは「マジーヌが美都子博士に変身し、博士がゼンカイジャーと合流したと思わせる事で各地に散った捜索隊を集結。トジテンドから本物の博士と各並行世界を守る」と言う物だった。
この策は見事にハマり、各地に散った捜索隊はキノコトピアに集結、これを一網打尽にして見事に引き上げた。
帰還後、ガオーンとブルーンの前で介人が種明かしをし、ジュランが「劇団ゼンカイジャー、第2回公演でした」と〆ている。
余談
上記の策といい、ブラックジュラガオーンとの戦いで氷壁を崩して動きを封じると言う戦術を思いついた事と言い、(珍しく)介人が頭脳プレーを見せた回であった。
- 第33カイ!(上演第3回)
ガクエンワルドをおびき寄せるためにヤツデがある作戦を思いつく。
それは「不良生徒を演じて騒ぎを起こす」と言うモノだった。
その作戦に合わせて上記のとおり各々が不良生徒の恰好をして大騒ぎをする。
騒動はクダイター先生にも止められない有様で、思惑通りにガクエンワルドを釣り出す事に成功。
どさくさに紛れてネクタイを奪還、破壊する事が出来た。そしてジュランが何時もの(?)様に「劇団ゼンカイジャー第3回公演、ありがとうございました!!」と〆るのだった。