概要
スーパー戦隊シリーズ番組中の(一部地域を除く)東京ドームシティにあるシアターGロッソのヒーローショーのCMのラストで、戦隊レッドがこのキャッチフレーズを言う。
後楽園ゆうえんち時代から、このスタイルは変わらない。
ショーの後でヒーロー握手会があるので、その告知である。
有名なフレーズなので、よくオタクの間でパロディにされている。僕握とも呼ばれる。
2020年度から2022年度の3年間(魔進戦隊キラメイジャー、機界戦隊ゼンカイジャー、暴太郎戦隊ドンブラザーズ)は新型コロナウイルス感染防止の観点からヒーローとの握手が中止されたため「僕と握手!」の台詞も無くなり、それぞれ「一緒にキラめこうぜ!」、「一緒に全力全開!」、「祭りだ祭りだぁ!」に差し替えられている。2021年度途中からは握手を伴わない形で子供とのツーショットが復活している(ヒーローと一緒にポーズを決める形だが、合成処理である)。
2023年度の王様戦隊キングオージャーで復活。おりしも一人称が「僕」のレッドである。
あれ、僕…?
普段一人称が「俺」である戦隊レッドが「僕」という珍しいシチュエーションなので違和感が拭えない。
そう、実は普段の一人称が「僕」のレッドは戦隊47作目までただの一人もいなかったのだ(「僕」っぽいイメージも感じるアラタや充瑠ですら「俺」。ちなみに充瑠は上記の経緯で「僕と握手!」という台詞は言っていない)。
ただし、学や竜也、暁等、普段の一人称は「俺」だが、時々「僕」になる場合もある者もいる。また、桜井は初期編でのみ一人称が「僕」であったが、中盤からは一人称が「俺」になっている。
そしてギラは演技中の一人称は「俺」「俺様」だが、素の一人称は「僕」という変則的なパターンであり、本編の一人称と合致する稀有なケースとなった(正確には素の状態になっていると言える)。
子供の頃は「僕」だったとか、美人を見るなり「僕」とか言い出したりとかいうことなら時々あるのだが、マーベラスなんかの場合絶対そんな事ありそうにないのであまりにも違和感仕事しすぎである(実はマーベラスも幼少期や伊狩鎧の妄想内では「僕」を使っていたりするのだが)。マーベラスを演じた小澤亮太氏は録音時「(“僕”は)やめたほうがいいんじゃないですか?」と提案したものの、スタッフから敢えなく却下されたとのこと(「豪快演義」のインタビューより)。
ちなみにライダーやメタルヒーローやウルトラマンなら数人ほど該当者がいる。でも時々一人称が「俺」になる。