カオス特撮
15
かおすとくさつ
カオス特撮とは、その名の通りカオスな特撮である。
ギャグ特撮の中でも特に展開がぶっ飛んでいる作品をカオス特撮と呼び、それを超えるとマジキチ特撮へと進化する。基準は人によって差は出るが、概ね以下の基準を満たすとカオス特撮と呼ばれる事がある。
ここに特定の人物たちが関わるとさらにカオス度が増す。
代表例としては浦沢義雄及びその弟子(大和屋暁など)が脚本及びシリーズ構成を務めた作品が該当する。
ただし、カオス特撮=「シリアスが無い」というわけではなく、カオス特撮の筆頭格である『ウルトラマンタロウ』や『激走戦隊カーレンジャー』も根幹設定がシリアスであったりと、作品によってはシリアスを含む作品も存在する。
後味悪いオチもあったり、視聴者へ不快感を与えるキャラがいる作品も多数あるので注意が必要である。
そうした作品はむしろシリアスの中に抱腹絶倒のギャグを組み込んだからこそカオス特撮と呼ばれているのかもしれない(逆も然り)。
また、シリアス成分を含みつつもハッピーエンド、またはハッピー寄りのビターエンドで終わるエピソードはハートウォーミングに帰結する傾向が強い。
タグ名の由来はカオスアニメから。
太字:基本的にはシリアスな作風だが極端なカオス回及びカオス描写がとにかく多い作品。
スーパー戦隊シリーズ
- 激走戦隊カーレンジャー
- 爆竜戦隊アバレンジャー
- 炎神戦隊ゴーオンジャー
- 烈車戦隊トッキュウジャー
- 手裏剣戦隊ニンニンジャー
- 快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー
- 騎士竜戦隊リュウソウジャー
- 魔進戦隊キラメイジャー ※以降の作品がアレだから相対的にまともとも言われる。
- 機界戦隊ゼンカイジャー
- 暴太郎戦隊ドンブラザーズ
- 王様戦隊キングオージャー ※こちらも『キラメイジャー』と同様に前2作のおかげか相対的にまともと言われている。
- 爆上戦隊ブンブンジャー ※十分カオスなのだが、『キングオージャー』も含めた前3作ゆえに正統派戦隊のようにも言われている。
- 非公認戦隊アキバレンジャー
仮面ライダーシリーズ
- ハイパーバトルビデオシリーズ
- 仮面ライダースーパー1(ジンドグマ編)
- 仮面ライダー剣
- 仮面ライダーカブト ※仮面ライダーという名の料理番組と化していることで有名。
- 仮面ライダー電王
- 仮面ライダーW(劇場版の一部シーン)
- 仮面ライダービルド
- 仮面ライダージオウ(劇場版。まさに「お祭り映画」と化している)
- 仮面ライダーリバイス ※基本的にダークな作風だが、日常パートや戦闘中の会話がハイテンションでカオス成分が高い。
- 仮面ライダーギーツ(劇場版)
- 仮面ライダーガッチャード(井上亜樹子担当回が顕著)
東映不思議コメディーシリーズ
※ほとんどが該当。
ウルトラシリーズ
- 快獣ブースカ
- ウルトラファイト
- ミラーファイト
- レッドマン
- ウルトラマンタロウ ※ブラックなエピソードやショッキングな描写も少なくないが、とにかくハイテンションでカオスな展開が多い。
- 電光超人グリッドマン
- ウルトラスーパーファイト
- ウルトラマンゼアス ※コミカルな描写が多い一方で、本筋は王道のヒーロー成長譚になっている
- ウルトラマンナイス
- ウルトラマンマックス ※各話完結方式なのでシリアス回とカオス回のギャップが激しい。
- ウルトラマンR/B
- セブンガーファイト
- グリッドナイトファイト
その他
- 仮面の忍者赤影
- 宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン ※公害などの社会問題をテーマにした真面目な作風だが、シリアスな笑いを誘う展開がとにかく多い。
- 行け!ゴッドマン
- 流星人間ゾーン
- クレクレタコラ
- がんばれ!!ロボコン
- 宇宙鉄人キョーダイン
- 仮面ノリダー
- 超光戦士シャンゼリオン
- 魔弾戦記リュウケンドー
- HE-LOW
- ドゲンジャーズ
- ゴジばん
- TAROMAN
- Endless Love
関連記事
親記事
子記事
兄弟記事
コメント
コメントが未記入です