小林オペラとはPSP用ソフト『探偵オペラ ミルキィホームズ』の主人公。19歳。
担当声優は森嶋秀太。
ファンからは「小林先生」「こぉばやしくぅん」などと呼ばれている。
概要
ホームズ探偵学院の生徒により結成される探偵団「ミルキィホームズ」の担当教官。
性格は穏やかで落ち着いており、基本的に冷静である。
しかしひとたび事件が起これば無意識のうちに真相を追究し、解明の際は熱く語るなどその根っこはなかなかの熱血漢の模様。
ただし、現在は過去に起こった事件の影響で自信を失くしており、少々暗い部分がある。
探偵としては鋭い洞察力・観察力を持ち、非常に幅広く深い知識があり、機転も利くなど、その実力は相当なものである。
尚、トイズについてはいまだ不明のままだが、ゲーム版ではミルキィ4人や会長といったほとんどのキャラクターの性格がアニメ版と異なることから「小林のトイズは周りの人間をシリアスにする能力」などと言われているとかいないとか……
実際には彼のトイズの設定自体は作られており、担当声優の森嶋氏は役作りの一環として製作サイドから教えてもらっているとされている。
尚、名前の由来は小林少年(小林芳雄)【著:江戸川乱歩】である。
ゲーム・小説
公開されたPVの内容が暗く、体験版配信前まではダウナー系と思われていた。
しかし蓋を開けてみれば上記の通り熱血漢であることが分かり、良い意味でファンに衝撃を与えた。
また、その際に放たれた決め台詞、「そう、これは重要なファクターだ!」が話題を呼び、注目を集める。
そのほか、「嘘だ!」や「なぜなのでしょうね?」などもさりげに人気あり。
推理・解決パートは是非音声を飛ばさずに聞いて頂きたい。
かつては弱冠14歳にして数々の事件を解決していた伝説の名探偵である。
その活躍ぶりから「小林少年」とも呼ばれており、さらに整った容姿をしていたため、多くの女性ファンが存在した。(ちなみに押し寄せるファンから逃れるためにある意外な特技を身に付けているが、これについては小説版を参照の事)
しかし、伝説の大怪盗「L」との戦いの際に負った怪我が原因で特殊能力「トイズ」を失ってしまう。
探偵としての資質を失くし、そのうえ自信すらも喪失してしまった彼は人知れず探偵業を引退する事に……
……とはいえ、その後も成り行きで遭遇した事件を解決に導いたりしているわけだが。
それから5年……アンリエット・ミステールより呼び出しを受けた彼はホームズ探偵学院の門を潜る。
そこで彼は4人の少女と運命の出会いを果たすのである……
アニメ版
アニメ版では「ハーレムアニメにしたくない」との理由から登場しない。(存在していたこと自体は確認できる……てかそんな理由なら、最初から女性キャラにして登場させた方が良かったんではなかろうか?)
加えてアンリエット会長の「今はなき小林オペラ」発言からゲームの発売前は死亡説が流れたりと中々に災難であった。
尚、時系列はゲームの後の話となっているが、ストーリーが繋がっているかは明確にされていないため、その真相については不明である。
ただし、まったく登場しないというわけではない。例えば……
11話でスクリーンにチラッと映ってたり、メアリーとケイトを思い出すシーンの後の画面左端に「小林先生もいるよ」と書かれてたり、12話の予告で名前が挙げられたりと話に参加しないもののある程度はその存在に触れられている。
……とはいえ、同じ状況に陥ったにもかかわらず、ミルキィの4人にすら(というシャロにしか)ほとんど思い出してもらえないあたり、やはり不遇ではあるが……
森脇版の時間軸を継承しているアニメ版では『探偵歌劇ミルキィホームズTD』第8話で僅かながら初登場を果たし、生存している事が判明。
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