ラジオNIKKEI杯2歳ステークス
らじおにっけいはいにさいすてーくす
(2013年までのデータ)
1984年創設。創設当時は「ラジオたんぱ杯3歳牝馬ステークス」と称して3歳(現・2歳)牝馬限定の重賞競走で、開催時期は12月末の有馬記念と同週・ほぼ前日に行われていた。
格付はGⅢで、阪神競馬場芝1,600mコースで開催。名称は当時のスポンサーである現日経ラジオ社の愛称・「ラジオたんぱ」に基づいたものである。
当時多くのファンからは、同時期に中山競馬場で行われていた「テレビ東京杯3歳牝馬ステークス(現・フェアリーステークス))を引き合いに出して「3歳牝馬ステークス・西」とも呼ばれた。
1991年、牡馬と牝馬の路線区別化で阪神3歳牝馬ステークス(現阪神ジュベナイルフィリーズ)が創設。
これに合わせてたんぱ杯では牡馬とせん馬限定戦に変更(2000年に牝馬も出走可能となる)し、距離を2,000mに延長、名称も「ラジオたんぱ杯3歳ステークス」とした。
その後2001年に馬齢表記が国際基準に変更された事に伴い、「ラジオたんぱ杯2歳ステークス」と改称。
2006年には日経ラジオ社の愛称が「ラジオNIKKEI」に変更されて、「ラジオNIKKEI杯2歳ステークス」となる。
2014年に2歳中距離路線の改革も相まって、それまで中山競馬場開催の朝日杯フューチュリティステークスと開催競馬場を交換。
同時にホープフルステークスと改称し、GⅡに昇格。これ以降はホープフルステークスの項を参照。
これに伴いラジオNIKKEIの寄贈賞がとりやめとなり、同社の賞提供はGⅢに昇格した京都2歳ステークスに変更となった。
太字は最優秀3歳(現2歳)牡馬・牝馬受賞馬。
回次 | 開催年 | 優勝馬 | 騎手 | 備考 |
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創設・ラジオたんぱ杯3歳牝馬S | ||||
第1回 | 1984年 | ニホンピロビッキー | 河内洋 | |
第2回 | 1985年 | ダイナカンパリー | 樋口弘 | |
第3回 | 1986年 | ドウカンジョー | 田島信行 | テレ東賞馬コーセイと同時で最優秀3歳牝馬受賞。 |
第4回 | 1987年 | プリンセススキー | 田島良保 | |
第5回 | 1988年 | タニノターゲット | 小島貞博 | |
第6回 | 1989年 | レガシーワイス | 武豊 | |
第7回 | 1990年 | イソノルーブル | 五十嵐忠男 | 最後の牝馬優勝馬。1991年優駿牝馬優勝。 |
出走資格変更・ラジオたんぱ杯3歳Sに改称 | ||||
第8回 | 1991年 | ノーザンコンダクト | 藤田伸二 | |
第9回 | 1992年 | ナリタタイシン | 清水英次 | 1993年皐月賞優勝。 |
第10回 | 1993年 | ナムラコクオー | 上村洋行 | |
第11回 | 1994年 | タヤスツヨシ | 小島貞博 | 1995年東京優駿優勝。 |
第12回 | 1995年 | ロイヤルタッチ | O・ペリエ | |
第13回 | 1996年 | メジロブライト | 松永幹夫 | 1998年天皇賞(春)優勝。 |
第14回 | 1997年 | ロードアックス | 岡部幸雄 | |
第15回 | 1998年 | アドマイヤベガ | 武豊 | 1999年東京優駿優勝。 |
第16回 | 1999年 | ラガーレグルス | 佐藤哲三 | |
第17回 | 2000年 | アグネスタキオン | 河内洋 | 2001年皐月賞優勝。 |
馬齢改正・ラジオたんぱ杯2歳Sに改称 | ||||
第18回 | 2001年 | メガスターダム | 渡辺薫彦 | |
第19回 | 2002年 | ザッツザプレンティ | 河内洋 | 2003年菊花賞優勝 |
第20回 | 2003年 | コスモバルク | 五十嵐冬樹 | 初の地方所属馬(ホッカイドウ競馬)優勝。2006年シンガポール国際カップ優勝。 |
第21回 | 2004年 | ヴァーミリアン | 武豊 | 2007年・2010年川崎記念、2007年~2009年JBCクラシック3連覇、2007年JCダート・東京大賞典、2008年フェブラリーS、2009年帝王賞優勝。 |
第22回 | 2005年 | サクラメガワンダー | 安藤勝己 | |
ラジオNIKKEI杯2歳Sに改称 | ||||
第23回 | 2006年 | フサイチホウオー | 安藤勝己 | 鞍上の安藤は初の騎手連覇。 |
第24回 | 2007年 | サブジェクト | O・ペリエ | |
第25回 | 2008年 | ロジユニヴァース | 横山典弘 | 2009年東京優駿優勝。 |
第26回 | 2009年 | ヴィクトワールピサ | 武豊 | 2010年皐月賞・有馬記念、2011年ドバイWC優勝。 |
第27回 | 2010年 | ダノンバラード | 武豊 | 鞍上の武豊は2人目の騎手連覇。 |
第28回 | 2011年 | アダムスピーク | C・ルメール | |
第29回 | 2012年 | エピファネイア | 福永祐一 | 2013年菊花賞、2014年ジャパンカップ優勝。 |
第30回 | 2013年 | ワンアンドオンリー | C・ルメール | 2014年東京優駿優勝。 |
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