レースデータ
概要
はじまりは、1780年に当時の政治家であったダービー伯エドワード・スミス・スタンリー卿と、英国ジョッキークラブ会長であったC.バンベリー準男爵の提言により、1779年に創設されていた3歳牝馬限定のオークスステークスを基礎として3歳牡馬向けとしたレースとして整備された事を契機とする。
1809年の2000ギニーステークスの創設からしばらく経った1800年代後半にクラシック三冠が確立すると、本競走はその2冠目に位置付けられた。
現在も同国で最も格式高い競馬競走の一つで、2,400m級の古馬王道路線へ向かう若い馬たちの登竜門としての役割を果たす。
その後世界各国が、本レースをも模範とした3歳クラシック路線及び同牡馬向けの重賞を相次いで創設。
わかりやすい区別として、「英ダービー(British Derby)」や「エプソムダービー」、2023年現在のスポンサー企業名から取られた「ベットフレッドダービー(Betfred Derby)」などの通称も用いられている。また、世界で最初に設立された「ダービー」ということから「ザ・ダービー(The Derby)」という呼び名もある。
近年の勝ち馬
特記がない限り牡馬。
年 | 馬 | 騎手 |
---|---|---|
2019 | アンソニーヴァンダイク(IRE) | S.ヘファナン |
2020 | サーペンタイン(IRE) | E.マクナマラ |
2021 | アダイヤー | A.カービー |
2022 | デザートクラウン | R.キングスコート |
2023 | オーギュストロダン(IRE) | R.ムーア |
2024 | シティオブトロイ(IRE) | R.ムーア |
関連タグ
(英国のその他クラシック三冠競走)
牝馬クラシック2冠目で、牝馬限定戦ということ以外は全く同じ条件で行われる。
同コースで行われる古馬レース。
「ヨーロッパ3大レース」(日本では「欧州三冠」とも呼ばれる)として、ダービーステークスはその第1戦目として扱われる。
世界各国の模範競走
ベルモントダービー(米国)
ジャパンダートダービー 東京ダービー(日本・ダート)