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第98回天皇賞

しゅんじゅうてんのうしょうれんぱであります

芦毛対決の果てに、史上初の記録が達成された…
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88年、天皇賞(秋)。

『芦毛の馬は走らない』。この2頭が現れるまで、人はそう言っていた。

芦毛と芦毛の一騎打ち。宿敵が強さをくれる。

風か光か。その馬の名は…

(2012年JRA CM The Winnerより)


概要編集

(※馬齢は現行基準)

1988年。昭和最後の天皇賞となった秋の天皇賞は、春の覇者タマモクロスと、地方から移籍後一躍スターダムに躍り出た新鋭オグリキャップ芦毛2頭による初の直接対決カードとなった。


展開・結果編集


オグリキャップちょっと届かない!

タマモクロス!タマモクロスです!5歳馬の意地!4歳馬をねじ伏せました!

5歳馬タマモクロスが勝ちました!春秋天皇賞連覇であります!

(堺正幸アナによる実況)


逃げたレジェンドテイオーに対し後続は牽制し合い、ペースは上がらず。タマモクロスは離れた番手からという積極策で、オグリキャップは中団後方につけた。3-4コーナーでタマモクロスが2番手につけると、直線半ばでレジェンドテイオーをかわし、後方から追い込んできたオグリキャップを1馬身あまり振り切ってゴール。オグリキャップからさらに3馬身離れた3着にレジェンドテイオーが逃げ粘った。

3歳馬オグリキャップに対し、4歳馬タマモクロスが古馬の意地を見せつけ、史上初の天皇賞春秋連覇が達成された。


関連記事編集

第120回天皇賞(1999・スペシャルウィーク)、第122回天皇賞(2000・テイエムオペラオー)、第134回天皇賞(2006・ディープインパクト)、第136回天皇賞(2007・メイショウサムソン)…優勝馬が天皇賞春秋連覇を達成

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