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ラグズトゥリッチズ

らぐずとぅりっちず

ラグズトゥリッチズ (Rags to Riches) はアメリカ合衆国の競走馬。おもな勝ち鞍は2007年のケンタッキーオークス、ベルモントステークス。同年のエクリプス賞最優秀3歳牝馬。父はエーピーインディ (A.P. Indy) 、母はベターザンオナー (Better Than Honour) 。主戦騎手はギャレット・ゴメス。
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データ編集

ラグズトゥリッチズ


ベルモントパーク競馬場にて

欧字表記

Rags to Riches

品種

サラブレッド

性別

毛色

栗毛

生誕

2004年2月27日

A. P. Indy

Better Than Honour

生国

アメリカ合衆国

生産者

Skara Glen Stables

馬主

Derrick Smith

Michael Tabor

調教師

Todd Pletcher(アメリカ)

競走成績

生涯成績

7戦5勝

獲得賞金

129万2528ドル



概要編集

アメリカの競走馬。2004年2月27日生まれで、日本で言えば07世代に当たる。

良血馬ということで、キーンランド・セプテンバー・セールでは190万ドルで取引された。その後トッド・プレッチャーによって調教された。

牝馬がベルモントステークスを制したのは102年ぶり3頭目の快挙であり、1992年の優勝馬である父、前年優勝馬の兄ジャジル (Jazil) に続く同競走勝利となった。その後、ガゼルステークスに出走するもレース中の骨折で2着。翌年2008年に引退が発表された。

父は1992年にベルモントステークスとブリーダーズカップ・クラシックを優勝し、種牡馬としても多くの活躍馬を輩出した。

母はケンタッキーオークス優勝馬ブラッシュウイズプライド (Blush With Pride) の仔で、本馬以外の産駒にG1ベルモントステークス優勝馬ジャジル (Jazil) 、ピーターパンステークス (G2) に優勝した日本調教馬カジノドライヴ、ブリーダーズカップ・マラソン (当時重賞格付けなし) に優勝したマンオブアイアン (Man of Iron、アイルランド調教馬) がいる。



現役時代編集

良血馬ということで、キーンランド・セプテンバー・セールでは190万ドルで取引された。その後トッド・プレッチャーによって調教された。


デビュー戦は2006年6月。この時は4着。しかし半年の休養を経て2007年1月7日に再び競馬場に戻って来た頃には、ラグズトゥリッチズはかなり力を付けていた。G1競走2戦を含むサンタアニタ3連戦で快勝を続け、ケンタッキーオークスの有力候補に推される。2.5倍の1番人気に支持されたケンタッキーオークスは直線先頭に立つと後続を突き放し、オクターヴ (Octave) に4馬身1/4の差を付けて優勝、3歳牝馬の頂点に立った。


かねてより牡馬路線に挑戦する計画があったが、ケンタッキーダービー優勝馬ストリートセンス (Street Sense) がベルモントステークスを回避したことを受け、同競走への出走を決定。レースではプリークネスステークス優勝馬のカーリン (Curlin) をアタマ差抑えて勝利した。牝馬が同競走を制したのは102年ぶり3頭目の快挙であり、1992年の優勝馬である父、前年優勝馬の兄ジャジル (Jazil) に続く同競走勝利となった。その後、ガゼルステークスに出走するもレース中の骨折で2着。翌年2008年に引退が発表された。


引退後編集

引退後はケンタッキー州のアッシュフォードスタッドにて繁殖牝馬となった。初年度の種付け相手はジャイアンツコーズウェイ (Giant's Causeway) 。


関連タグ編集

07世代

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