概要
この世代は総合賞金額2強はともにゴールドアリュール産駒のダート馬であった。
地方を中心に活躍し、砂のサイレンススズカと称された逃げ馬スマートファルコン、同じく中央地方問わず活躍したエスポワールシチーである。
史上2頭目の変則二冠馬となったディープスカイ、親子4代GⅠ制覇のキャプテントゥーレ、史上初のGⅠにおけるカラ馬1位入線となったポルトフィーノ、白毛初の重賞制覇となったユキチャン、たびたび大逃げを見せたシルポートもこの世代。
牝馬ではエリザベス女王杯を勝ったリトルアマポーラがいるほか、障害競走では希少な重賞牝馬であるイコールパートナーがいる。しかし、07世代のウオッカとダイワスカーレット、09世代のブエナビスタに挟まれ目立たなかった。
海外では7戦7勝の凱旋門賞馬ザルカヴァや、ヨーロッパ調教馬として最多のGⅠ14勝を挙げた名マイラーゴルディコヴァと怪物牝馬2頭がこの世代。
他には愛1000ギニーなどを制し、母としてもマジカルなどG1牝馬2頭を送ったハーフウェイトゥヘヴン、牡馬クラシックで鎬を削ったヘンリーザナヴィゲーターとニューアプローチ、BCターフを連覇したコンデュイット、シンガポール最強馬ロケットマン、マイルチャンピオンシップに3度参戦したサプレザ、種牡馬として成功したイントゥミスチーフ、ドレフォンの父・ジオポンティ、アルアインとシャフリヤールの母・ドバイマジェスティなどがいる。
代表馬
海外馬
ウマ娘プリティーダービー
以下の競走馬がウマ娘として登場している。08世代(ウマ娘)も参照。
スマートファルコンのシナリオでは、同期のサクセスブロッケンと思しき青鹿毛のウマ娘の匂わせがある。エスポワールシチーは、2024年2月のぱかライブTV3周年記念にて発表された。