概要
主な勝ち鞍は皐月賞(2008年)、朝日チャレンジカップ(2009年、2010年)、デイリー杯2歳ステークス(2007年)。
姉にアルティマトゥーレ(2004年生、父フジキセキ、セントウルステークスなど重賞2勝)、弟にクランモンタナ(2009年生、父ディープインパクト、小倉記念)とシルヴァーソニック(2016年生、父オルフェーヴル、ステイヤーズステークス、レッドシーターフハンデキャップ)がいる。
プロフィール
略歴
2005年
4月5日、北海道千歳市の社台ファームで誕生。
父は「幻の三冠馬」と呼ばれたアグネスタキオン、母はトニービン産駒で現役時代に重賞を勝ったエアトゥーレ。エアトゥーレはキャプテントゥーレを含め4頭の重賞勝ち馬を輩出する事となる。
2006年
社台レースホースにおいて1口125万円(総額5,000万円)で募集された。
2007年
栗東の森秀行厩舎に入厩。
7月8日、武豊騎手を鞍上に阪神競馬場の新馬戦(芝1800m)でデビューし、アーネストリーの8着に敗れた。このレースにはトールポピー(2着)も出走しており、伝説の新馬戦に挙げられる。
7月29日、小倉競馬場の未勝利戦(芝1800m)に出走し初勝利を挙げる。短期の放牧の後、新潟2歳ステークス(JpnⅢ)に向かう予定だったが、馬インフルエンザによる移動制限により帰厩できず回避。
9月6日、帰厩。
9月16日、野路菊ステークス(オープン)に出走し、オースミマーシャルの3着に敗れた。
10月13日、川田将雅騎手に乗り替わってデイリー杯2歳ステークス(JpnⅡ)で重賞初勝利。
12月9日、朝日杯フューチュリティステークス(JpnⅠ)に出走し、ゴスホークケンの3着に敗れた。グリーンウッド・トレーニング甲南馬事公苑(甲賀市)へ放牧に出される。
2008年
3月9日、弥生賞(JpnⅡ)で始動し、マイネルチャールズの4着に敗れた。
4月20日、皐月賞(JpnⅠ)に出走し1着。アグネスタキオンとの皐月賞親子制覇、親子4代GⅠ級レース制覇(アグネスレディー→アグネスフローラ→アグネスタキオン→キャプテントゥーレ)を達成。鞍上の川田騎手にとっても初のGⅠ級勝利となった。
4月22日、歩様に乱れがあり検査の結果、左第3手根骨の骨折と診断され長期の休養に入る。
2009年
8月9日、関屋記念(GⅢ)で1年4ヶ月ぶりに復帰。スマイルジャックの4着に敗れた。
9月12日、朝日チャレンジカップ(GⅢ)に出走。ブレイクランアウトとの叩き合いの末、首差で1年5ヶ月ぶりの勝利を挙げた。
11月1日、天皇賞(秋)(GⅠ)に出走。直線では馬群に沈み、カンパニーの12着に敗れた。
11月22日、マイルチャンピオンシップ(GⅠ)に出走し、カンパニーの4着に敗れた。
2010年
1月24日、クリストフ・ルメール騎手に乗り替わってアメリカジョッキークラブカップ(GⅡ)で始動。直線で失速し、ネヴァブションの11着に敗れた。
4月17日、川田将雅騎手に乗り替わってマイラーズカップ(GⅡ)に出走し、リーチザクラウンの3着に敗れた。
6月6日、横山典弘騎手に乗り替わって安田記念(GⅠ)に出走し、ショウワモダンの7着に敗れた。秋まで休養に入る。
9月11日、小牧太騎手に乗り替わって朝日チャレンジカップに出走し、連覇を果たした。
10月31日、天皇賞(秋)に出走し、ブエナビスタの13着に敗れた。
2011年
2月27日、中山記念(GⅡ)で始動。ヴィクトワールピサの2着に敗れた。
4月3日、産経大阪杯(GⅡ)に出走し、ヒルノダムールの5着に敗れた。
5月28日、金鯱賞(GⅡ)に出走し、ルーラーシップの2着に敗れた。
7月10日、七夕賞(GⅢ)に出走し、イタリアンレッドの12着に敗れた。
10月20日、JRAの登録を抹消され、現役引退となる。
2012年
社台スタリオンステーション(安平町)で種牡馬として繋養されるが、結果を残すことができなかった。
2016年
2017年
種牡馬を引退。社台ファームへ帰り、功労馬として余生を送っている。
2018年