伝説の新馬戦

でんせつのしんばせん

後世、伝説として語り継がれるようになった新馬戦。

概要

• 2008年10月26日京都競馬場第5レース。クラシック勝ち馬3頭、重賞勝ち馬2頭を輩出し「伝説の新馬戦」の呼び名を定着させた。
  • 転じて菊花賞当日に京都競馬場で開催される芝1800mの新馬戦。2009年のレースからローズキングダム、ヴィクトワールピサと2頭のGⅠ馬を輩出。その後も2012年エピファネイア、2018年ワールドプレミア、2020年シャフリヤールとGⅠ馬が続き、レースが始まる前から「今年の伝説の新馬戦」などと呼ばれるようになった。

• 1976年1月31日東京競馬場芝1400mの新馬戦。トウショウボーイ、グリーングラス、シービークインが出走し、日本競馬史において特筆されるレースではあったが「トウショウボーイの新馬戦」として認知され2009年以降に「伝説の新馬戦」と呼ばれるようになる。

2008年10月26日京都競馬場第5レース

1着アンライバルド　皐月賞優勝
2着リーチザクラウン　読売マイラーズカップ、きさらぎ賞優勝　日本ダービー2着
3着ブエナビスタ　阪神ジュベナイルフィリーズ、桜花賞、優駿牝馬、ヴィクトリアマイル、天皇賞（秋）、ジャパンカップ優勝
4着スリーロールス　菊花賞優勝
5着エーシンビートロン　サマーチャンピオン(G3)優勝
6着から10着の5頭もJRAで勝ち星を挙げ、11着ファーエンドシュアも園田競馬場移籍後に2勝している。

その他、後の活躍馬が競った新馬戦

上記で紹介した他にも後の重賞馬・G1馬が複数出ていた新馬戦がいくつもある。
ここではその中からピックアップして紹介。

• 2009年10月25日 京都5R

1着ローズキングダム(朝日杯FS/ジャパンC)
2着ヴィクトワールピサ(皐月賞/有馬記念/ドバイWC)

• 2018年10月21日 京都4R

1着ワールドプレミア(菊花賞/天皇賞春)
2着メイショウテンゲン(弥生賞ディープ記念/ダイヤモンドS2着)

• 2007年7月8日 阪神5R

1着アーネストリー(宝塚記念)
2着トールポピー(阪神JF/オークス)
3着ドリームシグナル(シンザン記念)
8着キャプテントゥーレ(皐月賞)

• 2018年6月3日 東京5R

1着グランアレグリア(桜花賞/マイルCS/安田記念/スプリンターズS/ヴィクトリアマイル)
2着ダノンファンタジー(阪神JF)

• 2018年10月8日 東京5R

1着ダノンキングリー(安田記念/ダービー2着)
2着カレンブーケドール(GⅠ2着3回)
4着ジャスティン(カペラS)

• 2003年10月18日 京都3R

1着スイープトウショウ(秋華賞/宝塚記念/エリザベス女王杯)
2着アグネスラズベリ(函館スプリントS)
3着ディアチャンス(マーメイドS)

• 2005年9月3日 小倉5R

1着テイエムプリキュア(阪神JF/エリザベス女王杯2着)
3着ドリームパスポート(神戸新聞杯)

• 2006年7月1日 福島5R

1着ピンクカメオ(NHKマイルC)
4着ムラマサノヨートー(NHKマイルC3着)
6着ショウワモダン(安田記念)

• 1999年11月6日 京都4R

1着ダイタクリーヴァ(スプリングS)
2着エイシンプレストン(朝日杯FS/香港マイル/QE2C)

• 2021年8月28日 新潟5R

1着イクイノックス(東スポ杯2歳S)
3着サークルオブライフ(阪神JF)

• 2019年9月21日 阪神5R

1着ロータスランド(関屋記念/高松宮記念2着)
6着パンサラッサ(ドバイターフ)

• 2004年12月19日 阪神5R

1着ディープインパクト(三冠など多数)
2着コンゴウリキシオー(金鯱賞など/安田記念2着)

外部リンク

伝説の新馬戦 - ニコニコ大百科