プロフィール
概要
生い立ち
白毛一族の祖シラユキヒメを祖母に持つ血統で、本馬はこの一族初の重賞馬としてダートグレードで活躍していた母ユキチャンの7番仔となる。本馬は母の白毛を継いだ。
競走馬時代
美浦の宮田厩舎へ入厩。
2-3歳
6月3週の世代最初のダート新馬戦でデビューし、1番人気に応えて勝利。
2走目は秋のプラタナス賞へ出走、後の重賞馬イーグルノワールに敗れ3着。中5週で11月最終週のOPカトレア賞で2勝目を挙げた。
年が明けて次の雲取賞で重賞初挑戦、スタートで躓きながらも盛り返して2着。この年からJpnⅠとして中央馬にも開放された羽田盃への優先出走権を獲得し、迎えたレース本番では逃げ馬を差し切り、重賞・GⅠ級競走初勝利。白毛馬としては2022年のヴィクトリアマイルを制したソダシ以来二頭目、牡馬として及び白毛馬の地方JpnⅠ勝利は史上初のことであった。
その後放牧先で左前肢に骨瘤が見られ、良化具合を観察していたものの万全でレースに向かうのが難しいと判断され、ダート三冠競走2冠目となる東京ダービーへの出走を回避。これによりダート三冠競走施行初年度での三冠達成の可能性は潰えることとなった。