シルクレーシング
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しるくれーしんぐ
JRAに馬主登録をしているクラブ法人の一つ。
日本中央競馬会に馬主登録をしているクラブ法人で、愛馬会法人「シルクホースクラブ」より匿名組合契約に基づく競走馬の現物出資を受けて、中央競馬などの競走に出走させている。
現在は冠名は使用していないが、かつては「シルク」の冠名を使用していた。
「シルク」は創業者の阿部善男が福島県で絹糸を生産する「阿部製糸株式会社」を経営していたことから名づけられた。
元々は福島県に本拠があった旧早田牧場(ビワハヤヒデ・ナリタブライアン兄弟を生産したことで有名)の生産馬を主に扱っており、シルクジャスティスやシルクプリマドンナの活躍でその名を挙げたものの、2002年に早田牧場が急激な拡大路線による経営難から破産した際に機を同じくして業績不振に陥ってしまう。
各種改革をするものの芳しくなく、更には2011年の東日本大震災で運営していた育成牧場「天栄ホースパーク」が被害を受けるなど追い打ちをかけられてしまうが、同年に社台グループとの本格提携を実施し、天栄ホースパークのノーザンファームへの売却の他、ノーザンファーム系競走馬を主に扱うようになった。
そしてロープディサージュで12年ぶりのGⅠ制覇を果たすと、以降は再び勢いを盛り返し、2018年にアーモンドアイで牝馬三冠を達成するなど、復活に成功している。
※五十音順、太字は2024年現時点で現役の馬。
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