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プロフィール編集

名前コラソンビート
欧字表記Corazon Beat
性別
毛色栗毛
誕生日2021年2月26日
スワーヴリチャード
ルシェルドール
母父オルフェーヴル
生産者ビッグレッドファーム(北海道新冠町)
馬主サラブレッドクラブ・ラフィアン
調教師加藤士津八(美浦)

概要編集

馬名のコラソンはスペイン語で『心臓』、ビートは英語で『鼓動』から来ている。

父スワーヴリチャードはハーツクライ産駒で中距離戦線を中心に活躍し、2018年大阪杯(GⅠ)、2019年ジャパンカップ(GⅠ)のGⅠ2勝を上げた競走馬で、2021年産の世代が種牡馬としての初年度産駒となる。

母ルシェルドールは5戦未勝利の競走馬で、本馬は母の初仔となる。


競走馬時代編集

2歳編集

新馬の開幕週である6月4日の新馬戦(東京1600m)、鞍上横山武史騎手を背にデビュー。道中中段で控え、上がり3F33.4秒の末脚で追い上げるも3着。なおこの新馬戦は、後にサウジアラビアロイヤルカップを2着と好走する勝ち馬のボンドガールアルテミスステークス優駿牝馬を勝利する2着馬のチェルヴィニアほか本馬を含め6頭(2023年10月現在)の勝ち馬、実績馬が輩出された新馬戦となっている。


次走は中2周で同条件の2歳未勝利戦へ。鞍上は戸崎圭太騎手に乗り替わった。

ここではすんなりとハナを切ると、そのまま後続を寄せ付けることなく勝利。


3走目はダリア賞(OP、新潟1400m)へ。鞍上は引き続き戸崎騎手が務めた。

前走が逃げ切り勝ちということもあり、道中で控えて競馬が出来るかどうかが不安視されたが、ゲートが開いて5番手に付けると、少し行きたがる仕草を見せたものの程なく折り合い、直線ではしっかりと末脚を発揮し勝利。なお、3~4コーナーで尻尾を振り回すなど遊びながら勝利していたことが調教師の口から明かされた。


4走目は、新潟2歳ステークス(GⅢ、新潟1600m)、アルテミスステークス(GⅢ、東京1600m)、ファンタジーステークス(GⅢ、京都1400m)など複数のレースが検討されていたが、最終的に京王杯2歳ステークス(GⅡ、東京1400m)を選択。鞍上は戸崎騎手がブリーダーズカップ・マイルに出走するソングラインに騎乗する関係で不在のため、新馬戦以来の横山武史騎手が騎乗。

小倉2歳ステークスの勝ち馬のアスクワンタイム、同レース2着馬のミルテンベルクなどの有力馬がいる中、1400mでの実績が評価され単勝3.2倍の1番人気に支持される。

ゲートで少し出負けしてしまい道中は中段よりやや後ろの位置取りとなるが、ジャスパーノワールがハイペースの逃げを打ったため後方有利な展開へ。最終直線では先行押し切りを図るオーキッドロマンスをゴール手前で差し切り、追い込んでいくロジリオンを寄せ付けずクビ差勝利。

スワーヴリチャード産駒及び加藤士津八厩舎はJRA重賞初制覇、勝ち時計1:20.6はレースレコード。更に、牝馬の京王杯勝ち馬はウメノファイバー以来25年ぶりの記録となった。


次走は阪神ジュベナイルフィリーズを予定している。多くの勝ち上がり馬を輩出した新馬戦のメンバーが、このまま2歳女王の戴冠を得るのか、それぞれの走りに注目したい。


12月。予定通り阪神ジュベナイルフィリーズに出走。鞍上は前走から引き続き横山武史騎手。

レースは好位の一角から進めるも3着に敗れる。


3歳編集

3月のフィリーズレビューから始動。1.8倍の1番人気に支持されるが、逃げ粘るエトヴプレを捉えることができず、2着。次走は桜花賞となる。


4月。桜花賞に出走。道中は好位を追走するが折り合いを欠いたこともあり、14着に終わる。

次走は葵ステークスを予定していたが、コンディションが整わず出走回避する。


9月の京成杯オータムハンデキャップにて復帰。鞍上は丹内祐次騎手。初めてとなる古馬との対決だったが、大外枠であったことや、最後の直線で不利を受けたことなどから15着に終わる。

次走は11月にオーストラリアで開催されるゴールデンイーグルを予定している。

関連タグ編集

競走馬

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