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概要編集

007』シリーズの各作品に登場するヒロインの総称。

スパイ・アクションものにふさわしく、大体は曰く有りげな美女で、女スパイだったり格闘技や射撃の達人という設定だったりする。敵組織の構成員がジェームズ・ボンドの魅力に惹かれて寝返るというパターンが多いが、ボンドに協力する味方側スパイ、事件に巻き込まれた一般市民がボンドガールになる事もある。


物語の主軸となるメインヒロイン級ボンドガールのほか、セクシーシーンを披露してすぐに退場する脇役、あるいは純粋な悪役も女性ならばサブヒロイン的にボンドガール扱いされている事がある。そのため各作品につきボンドガールの数は2人から4人程度と幅がある。


殆どの場合ボンドとは恋愛関係になり、ベッドシーンを披露する事が多い。しかし、基本的に一作限りの存在であり、ハッピーエンドを迎えても次回作に登場する事は滅多にない。今まで複数回登場したボンドガールはシルビア・トレンチ(第1作、2作サブヒロイン)とM(第17~23作MI6部長)、マドレーヌ・スワン(第24作、25作メインヒロイン)の三人だけである。

敵の手で非業の最期を遂げたり、ボンドと敵対して殺害される場合もある。特にボンドが真剣に愛した女性は、悲劇的な結末を迎える事が多い。


近年は大物女優がキャスティングされる事も増えたが、キャリアよりも容姿の美しさを重視し、あまり知名度のない若い女優が選出される事も珍しくない。たとえ脇役であっても「ボンドガール」として出演する事は名誉であり、演じた女優にとってはステイタスと言える。


変わり種としては、ボンドの上司であるM(ジュディ・デンチ)や英国女王エリザベス2世のような老齢の女性がボンドガールとされる作品もある。当然だが、この2名とのベッドシーンは存在しない。また、ボンドに想いを寄せる女性秘書マネーペニーはボンドから相手にされていないので、ボンドガールとは見做されていない。


関連項目編集

007

ジェームズ・ボンド

ヒロイン 使い捨てヒロイン


マドンナ - 映画『男はつらいよ』シリーズにおける同様の単発ヒロイン

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007 だぶるおーせぶん

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