曖昧さ回避
日本では男性にとって憧れの(目上、年上、高嶺の花、聖域などの)女性をさす言葉として用いられることが多い。
- 聖母マリア。
- アメリカの女性歌手。フルネームはマドンナ・ルイーズ・ベロニカ・チッコーネ(Madonna Louise Veronica Ciccone)。
- ドラマなどの主演女優(「男はつらいよ」シリーズが発祥)。ヒロイン。
- 小説「坊っちゃん」(作:夏目漱石)の登場人物。
- 特撮番組『超人機メタルダー』の登場人物。⇒マドンナ(メタルダー)
本項では2について解説する。
2についての概要
1958年誕生、ミシガン州出身。イタリア系移民一世の父とカナダ系の実母の間に生まれた。
実母とは病気で幼少期に死別しており、実父と継母に育てられた。
バレエやモダンダンスを習い、ミシガン大学を中退後ニューヨークに出て、下積み生活を送った後に1982年に歌手デビュー。翌年の1stアルバム「MADNNA」がいきなりの大ヒットを記録。そして、1984年リリースのアルバム「Like a Virgin」によって世界的歌手の座を確たるものにする。
還暦を迎えているにも拘らず抜群のプロポーションと美しさを保っている。
彼女のこれまでのキャリアで音楽作品の総売上は3億枚をゆうに越えており、女性では二位とかなりの差をつけて歴代一位の記録。
総合でも、ビートルズ、マイケル・ジャクソン、エルヴィス・プレスリーに次ぐ歴代四位。
ホクロの位置が同じ事からマリリン・モンローの再来と呼ばれ、80年代、90年代の代表的なセックスシンボルとされている。
しかし、マリリンと比べるとセックスシンボルとしての役割と言うよりは、男女の価値観や宗教のあり方、ティーンエイジャーの出産などの社会問題や人種差別などのシビアな問題に至るまで、ある種の哲学を交えて音楽作品やミュージックビデオでリスナーに訴えかけるような時代のリーダーとしての役割が大きい一方、保守派からは蛇蝎の如く嫌われており、キャリアや実績と比較してグラミー賞の受賞回数は極めて少ない。
ポップ・ミュージック界ではマイケル・ジャクソンと彼女の二大トップとして認識されている。
度の過ぎた挑発的なMVで物議を醸されたり、ライブ会場に遅刻して訴えられたり、ライブ中に公開説教をして炎上する…など所謂お騒がせスターの一人として認知されている。なお、遅刻に関しては本人に反省の色はなく、全力で争う姿勢を示している。
3000万枚越えのアルバムが『ライク・ア・ヴァージン』、『トゥルー・ブルー』、そして最大のヒットとなった『ジ・イマキュレート・コレクション』の三作。
2000万枚越えのアルバムが『ライク・ア・プレイヤー』、『レイ・オブ・ライト』の二作品。
尚、シングル最大のヒットが47歳の時にリリースした『ハング・アップ』で、これまでに870万枚を売り上げている。尚、同楽曲は日本を含む43ヵ国で一位を記録しており、歴代最多一位獲得国数である。