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セックスピストルズ

せっくすぴすとるず

イギリスのパンクロックバンド。もしくは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険』に登場するスタンドセックス・ピストルズの表記揺れ。
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曖昧さ回避編集

荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険』に登場するスタンドについてはセックス・ピストルズを参照。実はどちらも中黒があるが、中黒ありのタグはそちらに独占されているため、バンドの方は中黒なしと区別せざるをえない(正直なところ中黒なしの方もかなりの数をあちらに占められているが…)。

また英字表記の「SEXPISTOLS」も同名漫画作品が存在しタグとして使用されているため、やはり区別せざるを得ないところである。

概要編集

シンプルなロックンロール、反体制的な歌詞、斬新なファッション、メディアを意識したスキャンダルの濫発によりすぐに注目されたロックバンドである。


1975年、ロンドンのキングス・ロードでパンクファッションブティック『SEX』を経営していたマルコム・マクラーレンが、店に出入りしていた不良少年ウォーリー・ナイチンゲール(ギター)、スティーヴ・ジョーンズ(ベース)とポール・クック(ドラムス)が結成したアマチュアバンド『スワンカーズ』に目をつけ、『SEX』の宣伝をさせる事にした。

『SEX』店員のグレン・マトロック(ベース)と、オーディションで選んだジョニー・ロットン(ボーカル)を加入させ、見た目が冴えないウォーリーをクビにして『SEX PISTOLS』とする。スティーヴがギターに回り、11月にバンドの形が整った。


1976年、EMIレコードと契約し、シングル「アナーキー・イン・ザ・U.K.」でデビュー。


1977年、ヴァージン・レコードと契約し、唯一のアルバム「勝手にしやがれ!!」が発表されたが、グレンがジョニーとの不和などの理由で脱退。後任としてジョニーのアートスクール時代の友人でピストルズの親衛隊ブロムリー軍団)にいたシド・ヴィシャスが採用された。ビジュアル面で人気のあったシドの加入で、ピストルズはよりスター性のあるバンドとなった。

しかし、作曲面における功績が大きいグレンが居なくなったことは、バンドの将来に暗い影を落とすことになった。後任であるシドはベースが全く弾けず、彼のベースは客を殴るためにある物とも言われる。そのためレコーディングではスティーヴがベースを兼任している。


何度かレコード会社から契約を破棄されるが、その度に巨額な違約金を手に入れている。


1978年1月14日アメリカツアーの最中に、ジョニーがバンドを脱退し解散する。


1979年シドは恋人であったナンシー・スパンゲンを刺殺した容疑をかけられたまま、麻薬の大量摂取が原因で急死。


1996年にグレンを含むオリジナルメンバーで再結成され、以降散発的に活動再開している。

2006年にロックの殿堂入りと発表されるが、「そんな小便みたいなもんいらねえ。」と蹴っている。受賞拒否したミュージシャンやバンドは後にも先にも彼らのみである。


関連タグ編集

洋楽 ロックバンド

SEXMACHINEGUNS…無論このバンドが由来。ただしこちらのジャンルはヘヴィメタル

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