概要
歌詞はルーマニア語である。原題は「Dragostea Din Tei」(ドラゴスタ・ディン・テイ)で、「菩提樹の下の恋」を意味する。
2000年代に世界的大ヒットとなり、国内では名古屋のラジオ局がヘヴィー・ローテーションで流した頃から若年層に間に大流行した。
リズミカルな曲で重度の中毒性があり、特に日本では2004年に制作されたFlash動画の影響で珍妙な空耳ソングとしても知られたが、マスコットキャラクターとして「のまネコ」なるものが生み出されたことを巡って議論になった。また、海外ではドイツ語、イタリア語、フランス語、ポルトガル語、中国語でのカバーもされている。
ちなみに、その明るくノリの良い曲調とは裏腹に歌詞の内容は「彼女に振られた男がその彼女に電話をかけている」という設定の失恋ソングである。例えば、"Nu mă iei"は"あなたは私を連れて行かない"を意味する否定文であり、したがってメイン画像にもなっている「のまのまイェーイ」という部分は、その実「君は僕を捨てるんだろ」みたいな旨の言葉をひたすら連呼していることになる。
なお、これと並んで有名なフレーズかつ邦題にもなっている「マイアヒ・マイアフ」などの言葉には特に意味はない。
『恋のマイアミ』と勘違いされやすいが、これはこれで小山ルミの曲に存在している(リリースは1973年)。
空耳一覧
(人によって聞こえ方には多少の差があります)
「のまネコ」で有名な2004年制作のFLASHを基準に掲載。当該FLASHは1コーラスで終了していた。
「マイアヒ」、「マイヤヒー」、さらには「My Yahoo!」などの表記ゆれもあった。
「パンチラ」とも。
FF10のアーロンが登場していたFLASHもあった。
のまネコverでは商標・版権の都合で「あ、ロン」「あぁ、ロン」に差し替えられた。
「三段ビーフ」とも。
2002年に発生した名鉄の脱線事故の画像が使われていたがのまネコverではイラストに差し替えられた。
また後続作品の中には2005年の福知山線脱線事故の画像を使用した不謹慎なFLASHもあった。
読みは「べいさべいしゅか」。「米酢か米酒か」などの表記ゆれもあった。
のまネコverでは版権の都合で「キープだ牛」に差し替えられた。
- 並フェイスで大きい笛入れ
「波平素手大きい笛入れ」などの表記ゆれもあった。
フルバージョンでの空耳
関連動画
Dragostea Din Tei [Official Video]
関連タグ
野間峻祥(広島東洋カープ):「ノマ」つながりで登場曲として使用されている。
Avatarify:2021年になって再びこの曲のブームを復活させた加工アプリ。現在Appleでのみ配信されている。
FLASH黄金時代:この曲の空耳FLASHは10作品以上あった。