概要
| 国名 |
|
|---|---|
| 首都 | キシナウ |
| 面積 | 3万3,843㎢ |
| 人口 | 259万7000人(2021年トランスニストリアを除く) |
| 言語 | ルーマニア語(公用語・旧国内正式名称モルドバ語)・ロシア語(一部地域) |
| 宗教 | キリスト教(正教) |
西はルーマニア、東はウクライナに挟まれた内陸国。アンドラと国旗が似ており、たまに間違われる事がある。
国名の由来はダキア語の｢molta｣(多い)と｢dava｣(砦)に由来するという説や、ハンガリーの貴族が川の名前から付けたという説がある。
歴史
現在のモルドバ地域は、14世紀以降オスマン帝国、ロシア帝国、ルーマニア王国の支配を受ける。
1924年に今の沿ドニエストルがあるトランスニストリア地域にモルダビアASSRが設立され、工業化が進み1940年にベッサラビア地方がルーマニアからソ連に割譲され、それと同時にモルダビアASSRと合併しモルドバSSRとなった。但しベッサラビア側では農業が盛んで工業化は進まず貧しい状態にあった為、国内の格差が問題となった。
ソ連崩壊後は、ルーマニアとの再統合を求める運動が盛り上がったが、ロシア系住民が多く住むウクライナ国境地域がソ連残留を求めて沿ドニエストル共和国として独立を宣言、紛争の末に沿ドニエストル・モルドバ共和国として事実上独立、その結果工業化によってGDPの半分を占めていたトランスニストリア地方を失ったモルドバは経済危機に陥った。
その後はロシアへの配慮などから、ルーマニアとロシアとの間で中立を保つ国家として歩んでいる。
渡航
90日以内の滞在なら査証は不要。
日本の外務省は治安は安定しているがウクライナ侵攻に伴い親ロシア派が過激になっているため要注意。さらに、トランスニストリアはモルドバ政府の統治が及ばないため絶対に近づかないようにとのこと。
関連項目
関連キャラクター
・設定上同名のためキャラクターの詳細は｢モル君｣を参照。
