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概要

生涯成績はJRAで26戦8勝、地方競馬で2戦0勝。

主な勝ち鞍は桜花賞(1997年)

同期のライバルはメジロドーベル(対戦成績はキョウエイマーチの1勝2敗)、シーキングザパール(〃2勝3敗)で、牝馬3強と称された。

略歴

1994年4月19日、北海道沙流郡日高町にあったインターナショナル牧場(広告代理会社キョウエイアドインターナショナル系列)で誕生。

父はダンシングブレーヴ、母はインターシャルマン

骨端症による脚部不安を抱えていたが治療が続けられ、1995年野村彰彦厩舎に入厩。

翌年のデビューにこぎつけることができた。

1996年

1997年

1998年

1999年

2000年

  • 1月5日、京都金杯に出走し、5馬身差で重賞5勝目。史上初の桜花賞馬による7歳(現6歳)での勝利・7歳での重賞制覇を達成。
  • 3月21日、高知競馬場で中央・地方交流戦の黒船賞(ダート1400m)に出走し、ビーマイナカヤマの3着に敗れる。
  • 4月15日、マイラーズカップに出走し、マイネルマックスの6着に敗れる。このレースを最後に引退。

引退後

2001年よりノーザンファーム早来牧場で繁殖牝馬として繋養。

2007年5月9日、インペリアルマーチを出産した際に大腸変位で死亡。産駒は4頭しか残せなかった。しかし、その産駒からは皐月賞2着のトライアンフマーチの他、唯一の牝馬ヴィートマルシェからはフェアリーステークス3着のサンブルエミューズ、新潟2歳S2着のアヴニールマルシェ、そして、世界最大級の国際競走ブリーダーズカップにおいて、BCディスタフを勝利したマルシュロレーヌを出している。また、ヴィートマルシェの2年目産駒サンプルエミューズから、ナミュール、ラヴェルを輩出しており、彼女の牝系は絶望的な状況から盛り返している。

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    第1話→https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=10401617 第3話→https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=10416081 ということでキョウエイマーチ第2話です。メジロドーベルとは結局秋華賞が終わるととうとう対戦することがなかったのは意外でした。当時ヴィクトリアマイルでもあれば話は別だったんでしょうけど、メジロドーベルにとってはマイルやスプリントは忙しいと思いますし逆にキョウエイマーチにとってはマイル以上ではスピードを生かし切れないという面があったのだと思います。でもメジロドーベルは牡馬を相手に結局G1を勝てず、2つしか勝ってないエアグルーヴには直接対決で勝っているにもかかわらず彼女よりも評価が低く、さらに繁殖としてはさらに差を広げられてしまったという感じです。ドーベルは孫の世代でようやく重賞勝ち馬が出せましたが、アドマイヤグルーヴ→ドゥラメンテ、ルーラーシップ、フォゲッタブルを出したエアグルーヴにはとうてい敵いません(そもそもダイナカールの血統がすごすぎなだけだって)。ドーベルもラモーヌ同様繁殖では苦戦しているのは非常に残念なのですが、そのあたりは相手が悪い、どうしようもないのでしょうね。結局モーリスもメジロボサツ系だけどドーベルとはまた違うところだし…。 今回はマチカネフクキタルについても最後書いてみました。神戸新聞杯はサイレンススズカにとっては…もとい上村にとっては黒歴史でなかったことにしたいレースでしょうね。さすがにこのレースをアニメで描写することはできないよな…。といってもこの当時のマチカネフクキタルの強さは文中の調教師の言う通り凄まじいものがあった気がしますし負けたのもしょうがないとは思うんですがにしてもこの時のマチカネフクキタルは非常に強くて(生では見てませんが)レースを映像で見ても驚くくらいですしそれに Walking in the shadow of life's dreary side Fallen down memory lane Winds whip the world, just like the woes whip my mind Where is that time when "right now" was The words When the heart burned with will like a flare All I now keep is just damned commonplace misery Hey man What is this Sounds like wail of a wimp Did you let loser side take command Where's the warrior in you And the spirit he got You say "lost" No! It's somewhere inside And you know there's a force that unites all of us Leave the wasteland we together will If you're broken, remember, you got faith within us Take now your next deep breath and revive Your old strength Facing the abyss of heart's lonely grief The bitch has polluted my soul Rains flood the earth, just like the tears flood my eyes Never again will my life be the same Nothing can heal up my wounds Guile and disgrace shall now follow me into the end I just can not believe it It's too weak to be true Have you really forgotten your worth Can't you see victory You are now free again Look at me Yeah I live my own life If you once tasted treason from a female leave that Every warrior has a gash on his sword Don't forget you are metal, not some ass-kissing whore Take some under your wings, but she must kiss the ring Winds of metal, make me once again Feel clear air's breath blowing in my wings I possess magic force I am free in my words Whole the world lays right below my feet Life of duties and dogmas are just frames formed by rats How'd I know Hey! I'm a guardian of truth Now! Is really the time to wake up you old jade Such as Phoenix spreads his firewings I will help you remember by kicking your ass And the will shall return And again hearts shall burn All the horns now will sing Leading you back to the metal winds
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    キョウエイマーチについては今回で終わりです。個人的な彼女のベストレースが1997マイルチャンピオンシップなんですけれど、本当ならキョウエイマーチの完勝だったはずが化物が1頭いたことが敗因だったと言わざるを得ませんな。 古馬になってからはやや物足りない成績になったのと、産駒を数残せないまま死んでしまったのが残念です。トライアンフマーチとアヴニールマルシェ(現役だが去勢済、障害入り)はもうちょっとやれると思ったんですけどねぇ。 最後に書いた通り、なんとかキョウエイマーチの僅かな子孫から走る仔が生まれることを期待したいですな。あのマルゼンスキーも滅亡すると思われた中で奇跡的なことが起こって血が繋がっているので…。 さて次回はアンケート結果でなんと2票もチョウカイキャロルとエアジハードに入っていたのですが、ひとまず先に2票入っていたチョウカイキャロルから書こうかなと思います。彼女はあのヒシアマゾンとの対比をさせながら書いていこうかと思ってます。 第1話→https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=10401617 第2話→https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=10406692 チョウカイキャロル→https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=10442834&uarea=series …この話を書いて数年後にキョウエイマーチの子孫がアメリカのダートGⅠ勝つなんて想像できるか?できねーだろ?w 予言者と言ってもいいっすよw それから1年……マルシュロレーヌ、バーデンヴァイラー、ナミュール、ラヴェル…もうエアグルーヴ越えたと言っても過言ではないでしょうな。キョウエイマーチは名牝系になると読んだワシは予言者や!(過言) (2023/11/19追記) いやー、まさか子孫がブリーダーズカップ勝つわマイルチャンピオンシップ勝つわで僕ちんの予言者ぶりに自画自賛したくなりますよ。 まあそれはともかくキョウエイマーチはやっぱりすごいですね。ドーベルも負けちゃいかん。
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