※メイン画像は2009年の優勝馬テイエムプリキュア。
基本データ
基本開催地
グレード
:GⅡ
馬齢
:サラブレッド系4歳以上
負担重量
:ハンデキャップ
概要
1954年の創設以降全て1月に開催されており、国内のGⅡ競走としては一年で最も早い。
ハンデキャップ戦であるため、軽量の人気薄馬の活躍などもあって予想が荒れやすい傾向とされている。
前年末のGⅠ競走の有馬記念参戦を見送った馬、それに敗れて再調整をした馬など、同時期のGⅡ競走のアメリカジョッキークラブカップ(AJC杯)と同じく前年の3歳馬が初の古馬戦として出走する事が多い。
また本競走で重賞初勝利となった馬も多い。
優勝馬にはオーストリア連邦のGⅠ競走のコーフィールドカップの優先出走権が付与される。
1954年に日本経済新聞社から優勝杯の提供を受け、「日本経済新春杯」という名前で創設され、1979年より「日経新春杯」に名称変更されたが、これは前年に当時のスターホース・テンポイントが66.5kgの斥量を負って同レースに出走し、競走中止その後死亡したため名称が改められたといわれる。
レース前、実況で「全馬の無事の完走を祈って」等ということが多いが、これもテンポイントの痛ましい事故から来ていると思われる。
距離は基本的に2400mだが、1987年~1993年までは2200mで開催されていた他、京都競馬場が改修工事していた1994年は阪神競馬場2500m、そして京都競馬場大改修中の2021年および2022年と阪神競馬場スタンドリフレッシュ工事に伴う開催日割の変更があった2025年は中京競馬場2200mで開催された。
関連動画
2009年(テイエムプリキュア)