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プロフィール編集

名前ヒーローコール
欧字表記hero call
性別
毛色黒鹿毛
誕生日2020年5月02日
ホッコータルマエ
アインランツ
母父ティンバーカントリー
産地北海道新ひだか町

概要編集

ヒーローコールは日本の競走馬である。

ホッコータルマエ、母アインランツ、母父ティンバーカントリー。

主な勝ち鞍:鎌倉記念雲取賞黒潮盃戸塚記念


2020年5月2日、新ひだか町の牧場で生まれ、山口祐介オーナーに2021年の北海道サマーセールで330万円で落札された。その後は地方デビューとなり、浦和競馬場の小久保智厩舎に入厩。


2022年5月12日に浦和で行われた能力試験を合格し、6月9日に浦和競馬場の新馬戦、ドリームチャレンジ800mに1番人気で出走。先行してから上がり最速の脚で後続に1馬身差以上付けて勝利した。

2戦目となった船橋の1200mの2歳特別戦ではハナ差で2着に敗れるも川崎でJRA認定の2歳特別戦を2勝し、そのまま川崎のJRA認定準重賞若武者賞(鎌倉記念トライアル)も勝利し3連勝を飾る。

そして本番の鎌倉記念では後に兵庫ジュニアグランプリ2着に入るスペシャルエックスや同上のレースで3着に入り、その後も西日本の地方重賞含めて14戦(現在)全て3着以内と好走するデステージョなどの元門別2歳の有力馬を抑えて一番人気に押され、その人気に答えて先行策から上がり2位の末脚で後続に2馬身差以上つけて快勝し、地方重賞馬となった。(ちなみに鎌倉記念を浦和所属馬が勝つのはこれが初めてである。)

そして、年末は2歳ダートの交流G1である全日本2歳優駿に出走。重賞で元門別と南関の有力馬に勝った事から一部の中央馬を抑え、中央の実績馬達に続く4番人気に押される。ヒーローコールは中団につけて直線から追い出すも、後に国内外問わずダート路線で活躍するデルマソトガケオマツリオトコペリエールに続く4着に敗れる。しかしエーデルワイス賞勝ち馬のマルカラピッドや後に各地方の重賞路線で活躍する馬達を離しての地方最先着であったため、決して悪い結果では無かった。

全日本2歳優駿4着や鎌倉記念の勝利が評価され、2022年度NARグランプリ最優秀2歳牡馬に選出された。


2023年は2月の羽田盃トライアル重賞である雲取賞から出走。ここには無敗でハイセイコー記念を制し、後にサンタアニタダービーでハナ差で2着に入るマンダリンヒーローを始め、ハイセイコー記念4着のトワシュトラール、JBC2歳優駿5着のタイガーチャージ、平和賞2着のグロリオサなどが出走していた。レースはトワシュトラールが逃げを打ち、それをヒーローコールが二番手で追い、マンダリンヒーローがそれをマークする形で進んだ。直線に入るとヒーローコールがトワシュトラールを抜きさりマンダリンヒーローが上がり最速の末脚でそれを差そうとし、2頭が後続を突き放しての叩き合いになるが、ヒーローコールがマンダリンヒーローに1馬身差つけての勝利となった。


続いては中央の速いペースを経験させる意味もあり、ダート3歳OPの伏竜ステークスに出走。このレースでは初の中山でかつ斤量が最も重い57kgであるにもかかわらず、4番人気に支持される。

レースは1番人気ミトノオーが逃げ、ヒーローコールは出遅れてしまい最後方からの競馬になった。しかし、向正面から大外を通ってのロングスパートを行って直線ではミトノオーが作った前半36.6というハイペースでバテた先団の馬達を差すが、ミトノオーが更に突き放していき、さらには直線まで後方で脚を溜めていたモックモックが上がり最速でヒーローコールを差したことにより勝ったミトノオーからは5馬身差離された3着に敗れる。


伏竜ステークス後は地方に戻り、南関東クラシック三冠の一冠目である羽田盃に出走。ここには京浜盃勝ち馬サベージを始めとする京浜盃上位組、2歳は3戦3勝無敗のミックファイア、南関重賞2勝馬のポリゴンウェイヴなどがいたがこれまでの実績や上記のマンダリンヒーローやデルマソトガケ、ミトノオーらの活躍により本馬の実力が高く評価され単勝1.4倍と断然の1番人気に支持される。レースはポリゴンウェイヴが逃げ、ミックファイアがそれに続きヒーローコールは中団待機、サベージが最後方という形になった。第4コーナーでポリゴンウェイヴが下がり、ミックファイアがそれを抜いて直線に入るとヒーローコールと捲りを狙ったサベージらがそれを追うがミックファイアが上がり最速の脚で突き放していき、そのままレースレコードを叩き出しての圧勝となり、ヒーローコールは6馬身差離された2着に敗れる。


その後は二冠目の東京ダービーに出走。この際、調教の併走相手はA級古馬が行い、ヒーローコールはそれを差し切っていた。主なメンバーは無敗で羽田盃を圧勝したミックファイアが1番人気でヒーローコールがそれに続く2番人気、サベージが3番人気で東京ダービートライアル含めて3連勝中のナンセイホワイトが4番人気となった。また、東京プリンセス賞2着のボヌールバローズなど牝馬も参戦していた。レースはボヌールバローズが逃げ、ミックファイアがそれに続きナンセイホワイトら数頭がその後ろについてヒーローコールは中団、サベージが最後方につく形となった。第4コーナーでボヌールバローズが後退するとミックファイアが先頭に立ちヒーローコール、ナンセイホワイトがそれに続き、向こう正面から捲りに来たサベージがそれに続いた。直線ではヒーローコールが一瞬ミックファイアに近づき競りかけようとしたがミックファイアがまたもや上がり最速の脚で突き放しレースレコードを出してゴール。羽田盃と同じ6馬身差の2着に破れた。この時のタイムはミックファイアはJDDの勝ちタイムとほぼ同レベルで、7着までは例年の勝ちタイムとほとんど変わらず、ヒーローコールに至っては例年の勝ち馬の中でも交流重賞で活躍した馬が出したタイムに次いで早いものだった。


今後の予定は、JDDは回避し夏は休み戸塚記念ダービーグランプリに出走する計画であると馬主のツイッターで公開されていたが予定を変更し3歳古馬混合のハンデ重賞のサンタアニタトロフィー(SⅢ)に出走した。

サンタアニタトロフィーでは古馬のA級馬と同じ57kgの斤量だったが単勝オッズ2.8倍の1番人気に支持される。しかしスタートから遅れてポジションが中段後方になり、そのまま前を塞がれて直線を大外から回り込むが伸びず10着に惨敗する。競走人生初めての掲示板外にして2桁着順に終わる。


そして中1周の短い間隔ながら大井の3歳全国交流競走黒潮盃に出走を決める。ここには雲取賞で敗れた後サンタアニタダービーで2着に入りケンタッキーダービーにも出走したマンダリンヒーロー、10戦10勝で石川ダービーを制しその後も金沢の重賞を勝ったショウガタップリ、雲取賞、京浜盃、高知優駿で掲示板に入ったタイガーチャージ、東京湾カップ勝ち馬ライズゾーン、OPを勝ちJDDでも7着に入ったドラケン、優駿スプリント4着のウインドフレイバー、B級古馬相手に2戦1勝2着1回と力を付けたスイフトランナーなど南関東の世代上位クラスの馬や他地区の強豪がいた。ここでは斤量が最も重い58㎏であることや前走の敗北、間隔の短さからかマンダリンヒーローに次ぐ2番人気になる。

レースはウインドフレイバーが大外から素早く動いて好スタートを切ったマンダリンヒーローからハナを奪い、それに続く形でマンダリンヒーローとヒーローコールが並びその後ろにタイガーチャージ、ショウガタップリ、ドラケンと人気馬が先団に固まった。第3コーナーからマンダリンヒーローをかわして直線で必死に粘るウインドフレイバー200m地点で捕らえ、ヨレながらも猛追するマンダリンヒーローに1 3/4馬身差つけて勝利した。


続く南関限定3歳重賞の戸塚記念ではマンダリンヒーローやタイガーチャージにドラケン、東京ダービー3着のナンセイホワイト、無敗のままトライアル準重賞芙蓉賞を勝ったローアヴァンフレアなどが出走していたが川崎での実績や黒潮盃での競合相手に対する勝ちっぷりが高く評価されて1.4倍の1番人気に推される。レースが始まるとマンダリンヒーローやドラケン、ナンセイホワイトらと共に好位につけると2周目の向こう正面後半あたりで逃げるローアヴァンフレアを交わして先頭に立ち、3コーナーからマンダリンヒーローやナンセイホワイトを離して突き放しにかかり、必死に追うマンダリンヒーローやドラケン、後方から差しに来たタイガーチャージら1頭だけ違う末脚を出して圧勝した。2着のマンダリンヒーローには6馬身差を付け、そこからマンダリンヒーローがやタイガーチャージとドラケンに5馬身差、さらにそこから後続に4馬身差をつけているというヒーローコールの強さが際立つ圧勝劇だった。森泰斗騎手はインタビューにて左海誠二調教師への思いとミックファイアと再戦するまで負けられなかったことの旨を告げ、打倒ミックファイアへの闘志を燃やした。


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競走馬 浦和競馬場 23世代

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