概要
特別区競馬組合が大井競馬場で施行する南関東SIIの重賞競走（平地競走）である。2024年よりJpnⅡに格付け。大井ダート1700m。
正式名称は「京急電鉄賞 京浜盃」、優勝杯を提供する京浜急行電鉄から冠名が取られている。
1978年に南関東公営競馬のサラブレッド系旧4歳馬（馬齢は当時の旧表記）による競走として創設。南関東三冠競走の前哨戦として位置付けられている。それまでは南関東所属のサラブレッド3歳限定の準重賞競走「ユースカップ」として施行された。格付けは南関東SII。
毎年3歳牡馬の有力馬が多く参戦し、羽田盃のみならず、その年の南関東三冠（羽田盃・東京ダービー・ジャパンダートダービー）を占う上で最も重要な競走の一つとして位置付けられている。
2024年度からはダートグレード競走となり、JpnⅡに格付けされ、本競走で5着以内に入ったJRA及び地方所属馬の上位3頭に羽田盃への優先出走権が与えられる。
条件・賞金等
出走資格
サラブレッド系3歳、南関東所属。
「ニューイヤーカップ」の上位2着以上の馬と雲取賞の上位3着以上の馬に優先出走権が付与されている。
負担重量
定量。56kg、牝馬54kg（南半球産馬2kg減）。
賞金額
1着2,000万円、2着700万円、3着400万円、4着200万円、5着100万円、着外手当18万円。
優先出走権付与
本競走で上位3着までに入った馬に羽田盃の優先出走権が付与される。
