プロフィール
概要
リトルココンは日本の競走馬である。2021年セレクトセールにて1870万円で購入した。
馬名は「小さい+繭(仏)」で、父ビッグアーサー、母ブレイクダンサー、母父ファルブラヴ。父父サクラバクシンオー。
本馬はウマ娘プリティーダービーに登場するオリキャラにあやかってか同じ名前を付けられており、馬名決定時にウマ娘ファンの間で話題になった。
戦績
2~3歳(2022~2023年)
時流に乗った名前で注目されたリトルココンだが、その後なかなかデビューできずにいた。
というのも脚部不安や気性が大人しすぎて前向きに走るタイプではなく、調教に苦戦していた模様。
ビターグラッセが早期にデビューしてコツコツと実績を挙げていったのとは対照的にココンは音沙汰がない日が続いた。
12月3日に厩舎入り、同9日にゲート試験に合格しなんとかデビューの準備が出来たのだが、その後リフレッシュ放牧に出されてまた音沙汰がなくなってしまう。
デビュー戦
年が明け、春が迫ってきた翌年の3/11、3歳未勝利戦(1400m)からデビューとなったが結果は18頭中12着。
スタートの調子はよかったのだが、ゴールの頃には(短距離〜マイルにもかかわらず)既に息が上がっており、次走はダートを検討するという馬主からの発表があった。しかしそこから再び音沙汰が無くなりそのまま8月16日付けで登録抹消。
12/29山口オーナーがX(旧Twitter)にてハッピーミークが元日の地方レースへの出走告知をした際にリプライでリトルココンの消息を訊ねられ、「地方での復帰を検討している」という旨の回答を返した。
4歳(2024年)
古馬となった4歳シーズン。リトルココンは名古屋競馬の角田厩舎へと入厩した。この厩舎は同じく山口オーナー所属のハッピーミークが先んじて入厩している。
7/31に山口オーナーから「ハッピーミークが8/1の笠松重賞レースへ出走する」という告知と併せて
このレースに向けた調教でリトルココンがミークと併せ馬をした、という報告がなされた。
ハッピーミークは前年秋の名古屋転厩から破竹の勢いで平場のレースを勝ち上がり、地方重賞勝利が期待されている程にまで成長しており、実際に8/1のレースでは3着に入るという実績を残した。
そんな彼女と併せ馬をこなしたリトルココン。実質4歳秋からのデビューと言ってもいいほどの遅いスタートとなるが、果たしてどこまでいけるだろうか。
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