データ
コース | ドーヴィル・芝1600m(直線) |
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条件 | 3歳以上 |
斤量 | 定量(3歳56kg 4歳以上59kg 牝馬-1.5kg) |
概要
ジャック・ル・マロワ賞(Prix Jacques le Marois)はフランスのマイルGⅠの1つ。8月半ばにノルマンディーのドーヴィル競馬場で開催される。起伏のない直線コースで行われる為、キレ味勝負の馬が有利。
日本では「ジャックルマロワ賞」と表記されることが多い。
ロンシャン競馬場で開催されるGⅠ「ムーラン・ド・ロンシャン賞」、イギリスのGⅠ「サセックスステークス」「クイーンエリザベス2世ステークス」と並び、欧州マイル路線の最高峰レースの1つとされる。
ドーヴィル競馬協会の初代会長、ジャック・ル・マロワ伯爵が1920年に死去したことを受け、多大な功績を讃えて1921年に創設。当初は3歳限定戦だったが、1952年から古馬にも開放された。
2017年から日本の安田記念、ヴィクトリアマイルが優先出走権獲得の対象レース(ディスティナシオンフランス)になっており、上位3頭に本レースとムーラン・ド・ロンシャン賞の優先出走権が与えられる。
1998年、タイキシャトルが勝った事で一気に日本での知名度が上がった。
主な勝ち馬
※☆は牝馬。
・サーゲイロード(ニホンピロウイナーの父)
・リュティエ(父クレイロンとの父子制覇。ビゼンニシキの父)
・ノノアルコ(ダイユウサクの父)
・ヘクタープロテクター(シーヴァの父)
・スピニングワールド(連覇)
・タイキシャトル(日本調教馬初勝利)
・ドバイミレニアム(父子3代制覇)
・ドバウィ(ドバイミレニアム産駒)
・マクフィ(ドバウィ産駒。2016年から日本で種牡馬に)
・パレスピア(連覇。キングマンとの父子制覇)
日本調教馬の挑戦
回 | 開催日 | 馬名 | 馬齢 | 騎手 | 結果 |
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第65回 | 1986年8月17日 | ギャロップダイナ | 牡6 | モーリス・フィリッペロン | 12着 |
第77回 | 1998年8月16日 | タイキシャトル | 牡4 | 岡部幸雄 | 1着 |
第82回 | 2003年8月17日 | テレグノシス | 牡4 | 勝浦正樹 | 3着 |
ローエングリン | 牡4 | 後藤浩輝 | 10着 | ||
第101回 | 2022年8月14日 | バスラットレオン | 牡4 | 坂井瑠星 | 7着 |