概要
愛知県競馬組合が名古屋競馬場ダート1700mで施行する地方競馬の牝馬重賞競走(SPⅠ)である。
1992年に名古屋競馬場のサラブレッド系4歳(現3歳)牝馬の東海(笠松・愛知)所属馬限定の定量の重賞競走「中京スポーツ賞 東海クイーンカップ」として創設で2月(1996年のみは1月)に開催。1997年からは東海地区重賞格付け制度施行によりSPⅡ(スーパープレステージツー)に格付けされ、この年から中央競馬の桜花賞のステップ競走の北陸・東海地区のブロック代表馬として優勝馬はチューリップ賞、4歳牝馬特別(現・フィリーズレビュー)、アネモネステークスのいずれかの競走に出走可能となり、更にこのいずれかの競走でチューリップ賞と4歳牝馬特別では上位3着までにアネモネステークスでは上位2着までに入賞すると桜花賞へ出走可能となった。
2000年から2002年の間は施行されなかったが2003年からは施行を再開され、施行時期を冬から夏に変更、並びに中央競馬のGIステップ競走を桜花賞から秋華賞に変更、中央競馬の秋華賞のステップ競走の北陸・東海・近畿地区(2007年からは中国地区を含む)のブロック代表馬として優勝馬はローズステークス、紫苑ステークスのどちらかの競走に出走可能となる。更にこのどちらかの競走でローズステークスでは上位3着までに、紫苑ステークスでは上位2着までに入賞すると秋華賞へ出走可能となった。
2012年からはGRANDAME-JAPAN・3歳シーズンに指定となり、更にSPⅡからSPⅠに格上げされたが施行時期が夏から春に変更された事に伴い秋華賞へのステップ競走は笠松競馬場で行われる重賞競走「クイーンカップ」に引き継がれる形となる。
2022年からは名古屋競馬場の移転に伴いダート1700mに変更される。
競走条件
出走条件
サラブレッド系3歳牝馬。全国地方交流。他地区所属の出走枠は5頭以内。
負担重量
定量(54kg)