ココとはちがう べつジゲンから
このセカイに まよいこんできた
いにしえの せんとうマシーン…
ジゲンをこえて じつげんした、
ゆめのバトルの まくあけだ!
異空間ロードをぬけ、ココとはちがう
別ジゲンより、キカイのエネルギーにひかれて
迷い込んできた古の戦闘マシーン。数多の
ジゲンやパラレルをこえついに今、未知なる
鋼の巨兵との…夢のバトルがはじまる!
概要
HR-D3は、『星のカービィWii』に登場する大型ロボット。
エクストラモードのレベル6「エッガーエンジンズ」のボス「メタルジェネラルEX」を撃破すると火花をあげながらメタルジェネラルEXが飛んでいく。すると、頭部のコクピットにメタルジェネラルEXが搭乗したHR-D3が登場し戦闘になる。なお一度倒しても外装が剥がれただけと言わんばかりに復活してステージ上で暴れまわる。もう一度撃破することで初めてステージクリアとなる。メタルジェネラルEX戦も含めれば合計三連戦となる。
元ネタ
このHR-D3、元々ゲームキューブ用→Wii用として発売を予定し開発中止になったカービィシリーズ(代わりに作られたのが本作)に登場予定だったキャラである。上記のスペシャルページの文章も、おそらくはこの事実から来たものだろう。
その時はデデデ大王のロボを予定していたのか、彼を模したデザインとなっている(すなわち、D3とは『デデデ("D"e"D"e"D"e)』の略である)が、今回はメタルジェネラルEXを模したカラーリングとなっている。
なお、デデデロボの方は同年に発売したニンテンドーDS用ソフト『あつめて!カービィ』のミニゲームに登場している。
行動パターン
第1形態
ステージ奥にいる都合上直接攻撃は届かないため、振り降ろしてきた腕を攻撃することになる。
戦闘BGMはグランドローパー戦と同じ。
- デストロイヤーパンチ
2連続で腕を振り降ろす。どちらの腕が先かはランダムだが、振りかぶる直前にこちらを追尾する。
第2形態では右腕が遠距離、左腕が近距離を攻撃するほか、HPが半分を切ってからは青白い電気を纏いガード不可になることも。
- ヘッドミサイルレイン
頭の部分が開き、中にいるメタルジェネラルEXがミサイルを9発発射する。左右どちらから降ってくるかはこちらもランダム。
第2形態では画面奥に移動してから放つ。
吸い込むとボムをコピーできる。
- ヘビーロボットアイビーム
両目からビームを足場の中央から左右に向かって薙ぎ払うように放つ。
第2形態ではヘッドミサイルレインとセットで使用する。
『Wiiデラックス』では、星の夢.SoulOSの「ハートフル・ティアーズ」や淵源を巡る英雄光/闇(本作ではギャラクティックナイトにも逆輸入)の「レボリューションソード」よろしく着弾後に爆発が発生する(衝撃音と共にBGMが小さくなる演出がある)。
- ヘビーラリアット
両腕を前に下ろし、横方向に高速回転。
第2形態では予備動作が短くなっているほか、じわじわ距離を詰めてくるように。
『Wiiデラックス』では移動速度が向上して強化されているパターンが追加。
第2形態
フィールドに降り立ち直接対決が開始。全身に当たり判定があるため、どこを攻撃してもダメージが入る。
ダメージを与えるごとに装甲がどんどん剥がれ落ちていき、最終的には骨組みだけになってしまう。
戦闘BGMは『Wii』がランディア戦、『Wiiデラックス』が『ディスカバリー』の「シャウト オブ デデデ」(原型となったロボのパイロットに因んだものと思われる)。
- ヘビーロボットダンシング
形態移行時確定行動。
4連続でジャンプして押し潰す。ただし壁に当たるとその時点で終了するため、2~3回しかジャンプしないこともしばしば。
- ハル・レイ
頭の部分が開き巨大なレーザー砲が出現、地面に向けて斜めに極太レーザーを発射する。目の前の空間が安置。
元々はGC版のPVにてデデデロボが使っていた技。
- ボディプレス
大ジャンプからの腹部を下に向けた押し潰し。
余談
- ステージ奥からの両腕による攻撃、目からのビーム、ミサイルといった攻撃や、第二戦があることなどから『星のカービィ64』に登場したHR-H・HR-Eを彷彿とさせるものがある。というか名前からして何かを感じる…。
- ファンからのあだ名は名前の語呂合わせ「原田さん」、もしくはポーズの似ている「コロンビア」。前者に至ってはもはや人名。