概要
通称「浮遊大陸 フロラルド」。
ポップスターのプププランドから見て上空に位置する浮島。大きく分けて6つの大陸で構成されている。天空の民と呼ばれる独自の種族が住んでおり、「ロイヤルロード」にいるクィン・セクトニアが王政で統治している。
プププランドとの繋がりはそれまで無かったものの、本作で「ワールドツリー」と呼ばれる巨大なツタ状の植物が両エリアを結んだ為に存在が明らかとなった。
下界同様主な住人はワドルディだが、下界のワドルディとは異なり比較的高い技術力を持つようで、要塞や機関車、戦車に投石器といった巨大人工物がある。
上流階級と思われる天空の民は花をモデルにしたような姿をしており、個人によって容姿が大きく異なる。
大陸各地でサンストーンを収集し、ボスが持つグランドサンストーンを奪い取ると、最初はファインフィールドまでしか届かなかったワールドツリーが成長して、次の大陸にも渡れるようになる。
6つの大陸は下記の1〜6に対応している(それなのになぜ「7つ目の地名」が存在するかは、ストーリーの進行によって明らかとなる)。
- Lv1 ファイン フィールド
本作においてカービィが最初に冒険することになるステージ。草原が広がり、森もある緑豊かな島。最初の島ということもあり、難易度は低め。ボスはウィスピーフラワーズ。本来はただの花だったのだが、タランザが魔法をかけたことで急成長した。姿や名前はウィスピーウッズに酷似しているが、関係は不明。一面ボスのくせに割と強い。
- Lv2 ロリポップ ランド
全体的にお伽噺やお菓子のような島。「名も無き画家」のアトリエがあり、とある「生き別れた姉妹」を描いた肖像画があった。
- Lv3 オールド オデッセイ
サバンナや雪山が目立つ島。あの「空の暴れん坊」クラッコの縄張りの本拠で、愚かにも侵入してきた狼藉者(カービィとデデデ大王)に本気で襲い掛かってくる。この場所でのクラッコは空と雲から直接力を受け取ることができるため、大規模な落雷や竜巻を起こすなど普段からは考えられないほどの力を発揮する。
- Lv4 ワイルド ワールド
古の天空の民の遺跡がある島。「平和の象徴」であるトグ・ロ・ガラーガの石像があったのだが、タランザが暴走させたのをカービィが撃破したせいで壊れてしまった。
- Lv5 エバー エクスプロージョン
火山で構成された島。過酷な環境ながらも建造物もいくつか点在。その環境に適応しているヴォルゲロムがボス。また、シリーズお馴染みの中ボスタワーがある。
- Lv6 ロイヤル ロード
女王クィン・セクトニアの領土。ワドルディはおらず、代わりに「セクトルディ」というザコ敵が登場する。このセクトルディを始めとして、一部の敵キャラが虫の様な姿の「セクトル○○(種類に応じて名前が変わる)」となっており、彼らはすべてセクトニアを信奉する民である。どことなく異次元のような雰囲気ややたら機械的な地形など、かなり不思議な場所。あちこちに今代のセクトニアをあしらった意匠がある。
- Lv7 エターナル ドリームランド
その後の作品
『星のカービィ ロボボプラネット』に登場するRe:ホロ・ガラーガのポーズ画面に記載されている解説によると、ハルトマンワークスカンパニーもフロラルドの存在に気付いていたようだがキカイ化侵略が到達出来てない事が語られている。
はるか天空に存在するからか、はたまたワールドツリーの加護によるものなのかは不明。