概要
ハンドルネーム『もか』こと、中島和希氏が中心となってRTAeスポーツを振興することを目的に設立された一般社団法人。オフラインRTAeスポーツ大会『RTA in Japan』、オンラインでは『RTA in Japan Online』を主催しており、マスコットキャラクターとしてRTAちゃんがいる。
元々個人で運営されていたが、大会規模が肥大化して経費がかさむようになったため2020年に非営利性を徹底した一般社団法人となっている。その設立理念から、イベントで発生した収益を国境なき医師団へ寄付している。
第1回は2016年に実施、数日間に渡って開催される。
RTAプレイヤーが集まるオフラインとネットで開催されるオンラインの2つの大会があるのだが、2020年に世界的に流行した新型コロナウイルスの影響でオフラインが難しくなり、一時的にオンライン開催のみとなった事もある。2022年からは感染対策を行った上でオフライン開催を行っている。
オンラインではTwitchおよびYouTube上でライブ配信され、開催毎に競技関連のトレンドワードがTwitterを賑わせている。
大会
開催期間中は多数の参加者によって24時間ぶっ通してRTAのゲームがプレイされ、この方式は海外でも採用されており、ゲームをプレイするRTA走者だけでなく、進行役としてゲーム解説者が伴う場合もある。中には1つのゲームに複数のプレイヤーが参加してRTAを競う企画も存在する。
大会で採用されやすいゲームやRTAルールは運営側が公表し、走者の募集後に運営によりスケジュールが組まれる。採用基準は不明だが家庭用ゲーム、アーケード、インディーゲームと幅が広い。参加可能なゲームは開発元や配信側が禁止している作品を除く全てが対象となり縛りプレイや特殊ルールによるRTAでも参加可能。
またRTA in Japan Summer 2021よりスーパープレイ枠が追加。STGのスコアアタックなどといった、RTAでないルールも登場することとなった。
また以前大会でプレイされたゲームでも挑戦できたり、時間が巻いている時はスケジュールにはないゲームが急遽に参加する場合もある。
この大会では必ずしも最速記録に拘らず、中には演出を優先して最初から最速を放棄するパターンもある。とはいえ大会中に世界記録が出るケースもあるなど、最速放棄一辺倒でもない。
オンラインでは参加者の回線速度もルールにある。
参加ゲーム
※並びは順不同。
オフラインイベント
RTA in Japan
開催日:2016/12/28~2016/12/30
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(※1)プレイヤーが体調不良による欠席で披露目ならず。
RTA in Japan 2
開催日:2017/12/27~2017/12/31
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RTA in Japan for #C4LANJP
開催日:2017/05/03~2017/05/05
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RTA in Japan 3
開催日:2018/12/27~2018/12/31
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RTA in Japan 2019
開催日:2019/12/27~2019/12/31
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RTA in Japan 2020
開催日:2020/12/27~2020/12/31
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RTA in Japan ex #1
開催日:2022/2/19~2022/2/20
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RTA in Japan Summer 2022
開催日:2022/8/11~2022/8/15
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RTA in Japan Winter 2022
開催日:2022/12/26~2022/12/31
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オンラインイベント
RTA in Japan Online
開催日:2017/8/11~2017/8/14
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RTA in Japan Online 2
開催日:2018/08/11~2018/08/14
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RTA in Japan Online 2019
開催日:2019/8/10~2019/8/13
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RTA in Japan Online 2020
開催日:2020/8/13~2020/8/16
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RTA in Japan Summer 2021
開催日:2021/8/11~2021/8/15
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RTA in Japan Winter 2021
開催日:2021/12/26~2021/12/31
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協賛
- 「無敵時間」:アパレルブランドで公式関連グッツを制作。なお走者の皆さんが無敵時間について話をすると、Twitchのチャット欄が「無敵時間さん!?」といったもので埋め尽くされる。
- 「RedBull」:参加者にエナジードリンクを提供。eスポーツでも協賛している。
- 「日清食品」
- 「Sakura Chill Beats」:BGMを提供。