概要
スチームパンク風の世界観を描いたシリーズ。
角川つばさ文庫でも本作の世界観をモチーフとした話がリリースされている。
星のカービィ夢幻の歯車を探せ!
角川つばさ文庫シリーズの16弾にして、本作の世界を描いたノベライズ作品。本編から独立しており、本作独自の設定が描かれている(例として、デデデが大王ではなく社長など)
プププランドではなく鉱山街「ダイヤモンド・タウン」が舞台で、庶民が住んでいる「かぜのまち」と貴族のみが立ち入りを許されている「ひかりのまち」の2地区に分かれているという設定。
鉱山で見つかった古代機械を動かすための歯車を巡る騒動を描く。
ひかりのまちは清潔で豪華絢爛な一方、かぜのまちの住人はお菓子の持ち込みやひかりのまちへの立ち入りが禁止されている。身分による差別が仄めかされているため、本編時空でも度々見え隠れした黒い設定は本作でも健在。
また、各キャラクターの設定も本編とは大幅に異なる。
- カービィ:かぜのまちの住人で、凄腕の飛行機乗り。コピー能力を使うシーンはないが吸い込みは行っている
- デデデ大王:本作では「デデデ社長」名義で、かぜのまちにある工場の社長。飛行機の腕は確かだが、カービィに勝つために無理な操縦で飛行機を何度も墜落させている
- ワドルディ:デデデの工場の従業員で、カービィの友達の整備士
- メタナイト:ひかりのまちの住人の貴族(そのため他3人とは当初面識がなかった)。貴族の中でも珍しく冒険心を持つが、とんでもないスピード狂
- ドロッチェ:かぜのまちにあるカフェの店長だが、裏の顔は義賊。メタナイトの友人で、スイーツを作ってあげている
- マホロア:旅の薬売り。古代機械の歯車についての情報を一行に教え、分けてもらった賞金で薬の研究所を建てようと目論む
夢幻の歯車の大冒険!!
雑誌「星のカービィファン」2巻より連載中の漫画。作者はダイナミック太郎。
同作者の漫画「今日もまんまる日記!」と同じ世界観で、衣装は福引きで当てたという設定。
「夢幻の大時計」を動かせる「星の歯車」を探す冒険を描く。
関連項目
KIRBYホロスコープ・コレクション:同じくカービィシリーズのアートワーク
刹那の見斬り:小説版ではパラレル世界観になった作品繋がり
夢幻の歯車(表記揺れ。登録数はこちらの方が多い)