概要
2011年10月27日に発売された『星のカービィWii』を原作とした小説。『星のカービィ』シリーズ30周年の節目として2022年4月27日にKADOKAWAから発売し、熊崎信也氏の解説も含まれている。
なお、角川つばさ文庫から発売されている従来の『星のカービィ』シリーズとは別枠として発売されている。
主な違い
ネタバレ注意!!
原作との相違点
- マホロアがハルカンドラでローアを発見するシーンから始まる。
- スーパー能力持ちの敵は単に「光っている敵」としか記述されていない。
- スフィアローパーは名前と挿絵のみ登場。
- エッガーエンジンズ及びメタルジェネラル戦は全カット。
- 名称こそ出ていないが、マホロア第二形態の代わりにマホロアソウルが登場。
- Miiverseで発表された設定や『Wiiデラックス』で新たに判明した設定(ポップスターのボス達の諸設定やマスタークラウンの実態など)は反映されていない。
従来の小説シリーズとの相違点
- つばさ文庫のレーベルとは別枠のため、単行本よりもサイズは大きい。この影響で1ページが上段・下段の2段構成となっており、本文中の漢字も多い。
- 原作のワドルディは『カービィバトルデラックス!』編の「決戦!バトルデラックス!!」にてバンダナワドルディとなったため、1巻よりも前の出来事にあたる『Wii』では戦えるようになっていない。
- 上記の通り「決戦!バトルデラックス!!」の出来事が起こっていない扱いのためか、カービィプリンターで生み出されたコピーワドルディも登場しない。
- 大まかなキャラ付けは原作シリーズ同様だが、原作ではワガママな点が強調されていたデデデ大王や戦闘狂気質のあったメタナイトの性格がややマイルドになっている。