概要
「2連」の名の通り、二門のタイプが異なる砲塔で構成されており、上部が上下に可動する実弾型の大砲、下部が射角が固定されているが絶大な威力を誇るレーザー砲からなっている。よく見ると基部にはハンドルのようなものを回す手が付いている。
さらに白兵戦を仕掛けてきた敵に対してはどこからともなく長いアームを使って迎撃する。
登場作品
『スーパーデラックス』/『ウルトラスーパーデラックス』
「メタナイトの逆襲」にて初登場。
CHAPTER2及びCHAPTER3の幕間ムービーで戦艦ハルバードに接近してきたワープスターとダイナブレイドをそれぞれ撃墜している(『SDX』ではどの砲台が撃ったかは分からなかったが、『USDX』ではどちらも2連主砲のレーザーが撃ち抜いている)。
CHAPTER4ではメタナイトたちの策略で2連主砲の前まで誘導され、同章のボスとしてカービィと戦うことになる。
画面の大半を占める巨体のせいでこちらの行動範囲が狭く、上部の大砲を破壊する必要があるため正攻法では戦いにくい(レーザー砲の破壊も可能だが、『SDX』ではリアクターの主砲に次いで耐久力が高いため倒すなら制限時間に注意)。
攻撃方法は主に「レーザーを撃つ」「大砲を撃つ」「アームでつかんで叩きつける」 「アームから爆弾を落とす」の4種類。また、アームでカービィを捕まえてレーザーを撃つ、カービィがいる場所の床を持ち上げてレーザーを撃つといった攻撃もある。ちなみにこのアーム、カービィを叩きつける度に壊れる。……そんな耐久力で大丈夫か(ちなみに攻撃しても簡単に壊せる)。
後、意外に気付かれてないだろうが、大砲の弾は「スープレックス」で掴むことが可能。
ちなみに大砲の弾は「ヨーヨー」(SDX)「ボム」(USDX)を、アームが落とす爆弾は「ボム」をコピーできる。
実は大砲の砲身に当たり判定が無く、上部と下部の大砲の間に1キャラ分の高さの隙間がある為、最初の砲撃の後に上の大砲の横に潜り込めると(コピー能力にもよるが)簡単に倒せる。但しUSDXでは上部と下部の大砲の隙間が無くなった為不可能になった。
ちなみに、この2連主砲の前のエリアにはバル艦長のへそくり部屋が隠されており、そこには無敵キャンディーが置かれているため、それを取ってしまえば無敵状態のまま2連主砲と戦うこともできたりする。
ボスバトルモード「格闘王への道」でもボスの一体として登場している。
毛糸のカービィ
ステージ「せんかんハルバード」の中ボスとして登場。
せんかんハルバードはメタモル能力「シューティングスター」によるシューティングステージなので、2連主砲戦もシューティング対決となる。
ユーフォーを召喚してくる。
ロボボプラネット
ハルバードがロボボアーマーにスキャンされた都合上で操作できるようになり、ラスボス戦のメインウェポン扱いで、何故か連射型になっている。
もっとも敵だったころと違い、本体だけだと大砲を撃つぐらいしかできない。が、ロボボアーマー本体の能力であるスキャンと合わせると、強力な「プラネットバスター」を撃つことが可能となっている。
大乱闘スマッシュブラザーズ
『大乱闘スマッシュブラザーズX』からステージ「戦艦ハルバード」に出演し、画面奥から邪魔してくる。
「亜空の使者」では必要以上に強化された2連主砲の活躍を拝むことができる。
なお、スマブラの説明によれば大砲の弾は「へろへろ弾」という名前らしい。
余談
『ウルトラスーパーデラックス』の追加モード「ヘルパーマスターへの道」には登場していない。
インタビューではウィリーやロッキーで戦うのはあまりにも不利だったからだと述べられている。
アニメ版のハルバードには搭載されておらず、代わりに「重力波干渉砲」と呼ばれる二門のビーム砲が主砲として装備されている。