概要
でたよみせるよ 水のまじゅつし
なみのり ノリノリ アツい
炎も クールダウン!
水でっぽうも パワーアップ
トドメにきらめけレインボー!
(星のカービィWiiより)
アニメ版のオリジナルコピーとして初登場し、8年後の『星のカービィWii』で正式に実装されたコピー能力。
カービィが「水」の力をコピーした形態で、大量の水を吐き出したり操って敵を攻撃する。
当然全ての技にオブジェクトの炎を鎮火させる効果があり、隙の少ない近距離技など多くの場面でその性能を発揮できる使いやすい能力。「スターアライズ」では水属性の性質上、エレキノコギ等の電気を帯びた敵をショートさせ、自壊させる事ができる。ちなみにこの能力はカービィがフレンズスター搭乗時に水属性を扱える手段となる(属性付加ではダメ)。
容姿
内部が波となった冠をかぶるのが特徴で、身体全体も透き通る水のような質感になる。(上記のイラスト右側)
ゲーム作品に登場するにあたり、デザインが変更されてコップのように水が貯められた冠をかぶった姿になり、カービィ本体も普通の体色となった。(上記のイラスト左側)
使用技
- ウェーブショット(B)
水の塊を口から吐き出すウォーターの基本技。
水はしばらくの間地面を波打つように進んでいく。
- なみのり(ダッシュ)
ウォーター形態時の「ダッシュ」。足元に水を発生させてスライド移動し、水面を移動できる他、火炎ブロックや溶岩の上も冷やしながら移動できるのでダメージを受けない。
アイスやチリーの「かっそう」には劣るものの通常のダッシュより早く、方向キーを入れていれば、ジャンプを挟んでも着地と同時に再発動できる。
- サーファータックル(D/B)
足元の水を波に変え乗って移動する。水上なら間をおかずに連続で出す事もできる。
発動中はほぼ無敵で、予備動作がいらず持続時間も長いため主力技として使っていける。
- かんけつせん(上+B)
能力帽子から水を間欠泉のように噴出させる。連打することで出し続けることが可能。スターアライズでは連打し続けることで間欠泉が高くなり、リーチが伸びる。
- ふんすいホバー(空/下+B)
口から地面に向けて高圧の水を吹き続け、真下に攻撃しながらの浮遊移動ができる。
- ウォータークラウン(下+B)
その場で足元に水を撒き散らす。
- レインボーレイン(下+上+B)
噴水のように水を操り、周囲に水を散布し頭上に虹を作り出すにことができる。
- みずでっぽうきょうか(水/B)
範囲が広くなり敵を貫通するなど、水中で行う水鉄砲が他の形態時より強化される。
アニメ版のみの使用技
- ウォーターガード
口から水流を吐き出し、敵の攻撃を受け止める。
- ウォーターダウン
口から水流を吐き出し、敵を噴水のように噴き上げる。
主なコピーできる敵・物品
- ウォーターガルボ ウォーターガルボロス プルイド プルアンナ フローティ ザ セルコア
- 海水(アニメ版) 蛇口 ポンプ
アニメ版
第97話『ワープスターの危機!』で、カービィがロケットライダーとの戦いで海水を吸いこんで変身する。そして、ライダーの火炎放射と張り合って押し負けるも、降りてきたヤツを『ウォーターダウン』で噴き上げて倒した。
余談
前述の通り元々は視聴者募集で採用されたオリジナル能力で、2年後の『GC版星のカービィ』に逆輸入される予定であったが、作品ごとお蔵入りになっていたという経緯がある。そのため、『星のカービィWii』で本能力が出るまではバブルカービィがこれを元に作られたのではと言われていた。
この手の作品では水属性や水の攻撃技というのは初期からあって当然ともいえる基本的な属性要素だが、水に関連するコピー能力は既にアイス系統が存在していたためか、カービィシリーズ11年目のアニメ終盤の視聴者募集まで登場しなかった。
実際「Wii」シリーズまでは前述のバブル含め能力はアイスとは差別化されていたとはいえ、火に関する地形対応能力は被っている部分が多く本編シリーズにおいてアイスが皆勤賞なのに対し、ウォーターは初登場作である「Wii」シリーズ以降は現時点で「スターアライズ」にしか登場していない。
なお「単にカービィが水を飲んだだけで能力を得るのではないか?」という点は、アニメ版において明確に断言されているわけではないがかなり大量の水を飲まないとコピーできないという表現で矛盾を解消していた。
関連イラスト
アニメ版
ゲーム版(Wii以降)
関連タグ
星のカービィ カービィ コピー能力 アニメオリジナル 逆輸入
ポイズンカービィ…ウォーター能力がキカイ化侵略によって汚染されたら、という着想で作られたコピー能力であり一部の技が似ている。