ユーフォーカービィ
ゆーふぉーかーびぃ
ボタンを おしっぱなしに することで
4だんかいの こうげきが つかえるぞ!
ほかのばしょへ もっていくことは
できないから きをつけよう!
(星のカービィ 夢の泉の物語より)
『夢の泉の物語』で初登場。カービィが「UFO」の力をコピーした形態で、敵キャラのユーフォーを吸い込むことでコピーできる能力。
全コピー能力の中でも極めて高い攻撃力を持つが、ユーフォーが出現するステージが非常に限られているため、コピーする機会が少ない珍しい能力。
星のカービィポータルや一部作品などでは「U.F.O.」の表記になる。
この状態になると、常に宙に浮かんだ状態となり、方向キーの上下左右で空中を自由に移動可能となる。ちなみに強力だが弱みがないわけではなく、前方への戦闘能力は極めて高い反面、上下移動のスピードや上下からの敵襲には対処しづらいという盲点もある(作品を追うごとに克服されてはいる)。
『カービィボウル』では、使用時にユーフォーに変身し、使用時の高さと速度を維持したまま水平移動できる能力となっている。10秒経過するか障害物にぶつかるとその場で墜落するが、変身中にBボタンを押すことで着陸できる。
『参上!ドロッチェ団』では終盤に登場するユーフォーを吸い込む事で変身できる他、ドクが落としていったマシン本体を吸い込む事でも変身出来る。つまり、超序盤からユーフォーカービィに変身する事も可能なのである。すげぇ。
コピー能力を強化する巻物を入手すると、周囲を電気属性の弾がバリアのように回転するようになる(敵の攻撃を直接防いではくれないので注意)。
『ロボボプラネット』ではカービィシリーズ仕様のカービィのamiiboを読み込ませると使用できるレアなコピー能力として登場。また、クリア率100%達成で、ストーリーモードの能力おためし部屋に出現するユーフォーを吸い込む事でもコピーできる。
新たに能力帽子が追加された他、会話イベントやステージ移動ではユーフォーの状態を一時的に解除して足が生えた状態になることもできるようになった。
ボタンの溜めによって四段階(ロボボプラネットでは五段階)の攻撃に派生する。
- ビーム(チェーンビーム)(溜め無しB)
ビームの能力と同じ攻撃。ビームウィップを出す。
他の攻撃も同様だが、『夢の泉デラックス』から専用グラフィックが用意され、ビームのものと同一ではなくなった。
- レーザー(スマートビーム)(溜め小B)
レーザーの能力と同じ攻撃。光線を1発放つ。
- 星形弾(ねっせんビーム)(溜め大B)
すっぴんカービィが1体の敵を吸い込んで吐き出した時の攻撃と同等。
- 貫通弾(かんつうねっせんビーム)(かなり溜めB)
地形を貫通し、固いブロックを壊すことができる。
カービィが2体以上の敵を吸い込んで時の吐き出した時の貫通弾と同等の威力を誇る攻撃。
溜めが必要とはいえ、任意のタイミングで無制限に撃てる。
- かくさんねっせんビームほう(最大溜めB)
『ロボボプラネット』から追加。上述した貫通弾よりもさらに強力な弾を放つ。
前方拡散3弾、後方1弾。
- スターガード(B連打)
技名は『ロボボプラネット』より。カービィの中心を回る電気の衛星が一定時間出現する。
技自体は『参上!ドロッチェ団』から存在したが、こちらはワザのまきものでの習得。入手後のコピー時はずっと出現している。
- みかくにんひこう(D/B長押し)
『ロボボプラネット』から登場。短距離をジグザグに素早く動く。発動中は無敵。
ガードや回避は一切使えないため、これとスターガードで補うことになる。
- ミステリーキャッチ(A長押し)
『ロボボプラネット』から登場。カービィの下にいる、通常のカービィで吸い込める敵を吸い込む。吸い込めない敵には効かない。
強力なコピー能力であるため、そのステージ限定でしか使用できないという制約が存在する。
ステージをクリアしたり、外に出るとすっぴんに戻ってしまい、ステージ間での持ち越しが出来ないようになっている。
また、ハシゴを降りる事が出来ず(床をすり抜けられない)、水中にも入れない。
『参上!ドロッチェ団』では能力の持ち越しが可能になったが、その分威力が下方修正されている。
上述した移動面での制約はなお存在するため、このコピーを持った状態ではクリアがほぼ不可能なステージも多い。
このように強力な能力ではあるが、決して万能ではない。
『ロボボプラネット』では上述した通り足が生えた状態が登場したことで、梯子の登り降りなど移動面での制約が無くなった他、新たに2つの技が追加された。ただし、ロボボアーマーでしか動かせない仕掛けはユーフォーでも動かせないし、キャリアーアイテム所持時は宙に浮く事ができない上、切断属性の技も無いので、やはり万能ではない。