概要
てきをもちあげる『トス』と、
空中かいてん『シャトルループ』を
まとめてつかって いりょくだい!
つばさでフライト きぶんそうかい
はねをひろげて ごきげんかい?
(星のカービィ スーパーデラックスより)
鳥の羽が生え空を飛ぶことができるコピー能力。初登場は『スーパーデラックス』。
カービィが「翼」の力をコピーした形態で、空中での移動速度に関しては他の追随を許さず、非常に快適な移動が可能。この能力装着時はホバリングではなく、頭に装着されている羽根を広げて空を飛ぶ。
ただし空中での制動が難しく移動に上昇を伴うため、天井付近にトゲや敵の多いマップでは真価を発揮できない。羽ばたきやフェザーショットには切断判定があり、紐を切れる。
ホバリングの要領で通り過ぎるだけでよく、足場といっしょに落下する危険もないが、適当に羽ばたいていたら切りたくない紐まで切ってしまった……とならないように。
豊富な突進攻撃に加え、申し訳程度の遠距離攻撃を持つ。そのため、移動に使うぶんには扱いやすいが、戦闘に関しては上級者向け。
ウイングカービィと間違えやすいが、この能力の正式名称はウ"ィ"ングである。
『星のカービィWii』では、突進攻撃に多くの派生が加わった。そのぶん、技を把握しておかないと転落や追突による事故が生じやすい。
『スターアライズ』では大半の攻撃に風属性が追加。落ち葉の山を散らしたり、風車のしかけを動かしたりも出来る。
『カービィのエアライド』では、ホイール同様コピーするとエアライドマシンが消えこれに変身する。一定時間滑空が出来るが地面の仕掛けを踏むことが出来なくなる。
アニメ版『星のカービィ』ではたった一回きりの登場であり、87話のクロウエモンとの戦闘の際にこれに変身した。これは、そもそも空で戦う際にはワープスターに乗っていることが多いことや、類似能力のジェットカービィがいたことが大きいと思われる。
容姿
能力帽子はインディアン風の羽飾り。また、顔に「=」のペイントもつく。
『ウルトラスーパーデラックス』の激突!グルメレースで黄色カービィがこれに変身すると地味な色合いになる。
『星のカービィWii』以降は、肌の色が変わらなくなったためか頬のペイントが消失してしまっている。
また、リメイク版の『星のカービィWiiデラックス』では額に宝石がある、羽根飾りの形が均一で4枚になっている等デザインの変更が見られる。
使用技
コマンドのBボタンは「スーパーデラックス」ではYボタン。
- フェザーガン(B)
ウィングの基本攻撃。前方に羽を飛ばす。威力が低く射程も短いが連射性に優れ、十字ボタン上下で発射角度を僅かながら変えられる(フェザーねらいうち)。紐を切れる。『スターアライズ』では風属性付き。
- コンドルずつき(D/B)
ダッシュ技。進行方向に頭から体当たり。空中でも使用出来る。『星のカービィWii』以降は、追加入力でずつきをキャンセルし、真下に頭突きする「コンボらっか」(下+B)、斜め下に飛び込む「コンボダイブ」(上+下+B)が追加された。
2D作品と3D作品とで若干動きが違う。アニメでは前方宙返りを繰り返しながら激突する。
- ばくげきらっか(空/下+B)
空中技。一回転した後、下方向に頭突き。破壊不可能な地面にぶつかると衝撃波がおきる。ダッシュジャンプ中に使うと斜め下に飛び込む「コンドルダイブ」が発動する(『SDX』では技名が存在せず、リメイク版の『USDX』で正式に名付けられた)。
- トス(敵のそばで上or右+B)
目の前の敵を軽く飛び上がらせる。追加入力で強力な体当たり、シャトルループに派生する。『スーパーデラックス』ではロロロ&ラララを一度のシャトルループで瞬殺することができた。また、この頃のトスには攻撃力がなかったりする。
- はばたき(空/A)
当能力のホバリングの代わり。背中(?)の翼ではばたく事で空中移動が出来る。ホバリング以上の速さがあり、空気弾を挟まずフェザーガンやばくげきらっかを打てる。かなり範囲が狭いが、はばたく毎に攻撃が発生。紐の切断も出来る。
主なコピーできる敵・物品
登場作品
- スーパーデラックス/ウルトラスーパーデラックス
- カービィのエアライド
- 星のカービィWii/星のカービィWiiデラックス
- 星のカービィ20周年スペシャルコレクション
- トリプルデラックス
- スターアライズ
- 星のカービィ(アニメ)
関連イラスト
関連動画
関連タグ
ジェットカービィ…同時期に登場した飛行モチーフのコピー能力。