概要
アーティファクトとは、カード・タイプの1つ。所謂「魔法の道具」や「機械」の事。
多くは「魔力で精錬された道具」や「古代の失われた技術で作られた機械」。
例外もあるが、基本的にマナ・コストに色マナを持たないので無色。その為、どんな色のデッキにも入れる事ができ、他の色と被る特徴を持つ物は少し弱めに作られている。
(アーティファクトである事と無色である事に関係ない)
オンスロート・ブロックまでのデザイン(旧枠)では背景色は茶色。
これに対し、基本セット8版以降(新枠)は銀色となっており、
その時代の名残なのか、今でもアーティファクト中心の単色デッキは「○茶単」という通称で呼ばれている。
百科事典に記事のあるカード
アーティファクト・クリーチャー
その名の通りアーティファクト兼クリーチャー。
こちらも色を問わず使用できる分、マナコストは割高の場合が多い。
かつてはクリーチャーを持たない者が多かったが、クリーチャー・タイプの整備が行われた結果、現在は全てのアーティファクト・クリーチャーにクリーチャー・タイプが与えられた。
今後クリーチャーを持たないアーティファクト・クリーチャーは作られないだろう。
なお、2種のカードタイプを持つので、対アーティファクト・対クリーチャーカードの両方に引っかかってしまうので注意。
- 悪意の大梟
- 新たなるファイレクシアの魂
- 銀のゴーレム、カーン
- 荒廃鋼の巨像
- 小走り破滅エンジン
- 墨溜まりのリバイアサン
- ダークスティールの巨像
- 電結の荒廃者
- ボトルのノーム
- マイアの超越種
- マスティコア
- 溶鉄の尾のマスティコア
- ワームとぐろエンジン
装備品
アーティファクトをテーマとする ミラディン・ブロックで初登場。武器(剣や弓矢など)・防具(盾や鎧など)・装飾品(指輪など)。
装備品は通常は装備能力を持っており、装備能力を起動することにより、クリーチャーにつけることができる。装備クリーチャーが破壊されても装備品自体は残るので新たなクリーチャーを展開すれば再利用可能。
機体
カラデシュ・ブロックで初登場した新カードタイプ。
その名の通り、車、船、航空機といった「乗り物」を表している。
通常のアーティファクトと異なり、茶色と銀色の部分が交互に並ぶ独特のカード枠を持つ。
すべての機体は非クリーチャーでありながらパワーとタフネスが印刷されており、自軍のクリーチャーをパワーの合計がカード毎に指定された数値以上になる様に選んでタップするとクリーチャー化することができる。
似て非なるもの
無色だが、アーティファクトではない。
関連タグ
MTG Mox オーパーツ オーバーテクノロジー ロストテクノロジー
アポピスの化神:罠であり、モンスターなのでアーティファクト・クリーチャーに似ている。