精神とは、面倒臭い骨の器に閉じ込められた素晴らしい褒章だ。
概要
金属で満ちた次元ミラディンを舞台とするミラディン・ブロックの第2セット:ダークスティールに収録された装備品カード。レアリティはアンコモン。
その名の通り人間の頭部に締め付けるように接続する得体の知れない機械のイラストが特徴的なアーティファクトカード。
略して「絞め」、またそこから派生した俗称で「〆」がある。
ミラディン・ブロックで初登場したカテゴリ:装備品カードの中でもマイナス方向な伝説を作った事で有名な1枚である。
カード性能
マナコスト | (1) |
---|---|
カードタイプ | アーティファクト — 装備品 |
能力 | 装備しているクリーチャーは+1/-1の修整を受ける。 |
装備しているクリーチャーが死亡するたび、カードを2枚引く。 | |
装備(1)((1):あなたがコントロールするクリーチャー1体を対象とし、それにつける。装備はソーサリーとしてのみ行う。このカードはつけられていない状態で戦場に出て、クリーチャーが戦場を離れても戦場に残る。) |
装備クリーチャーが死亡でドロー。しかも2枚。ついでに言うとコストも軽い。
トレーディングカードゲームの心得がある方ならこれあかんやつやと感づくのではないだろうか。
コレを装備して殴りに行って死んでもドローですぐクリーチャー補充。息切れというものが存在しなくなる。
エンチャント等々と違い装備クリーチャーが墓地に行っても頭蓋骨絞め自体は残るので再利用可能。
ただし、装備するとタフネスは下がるのはデメリット・・・
と思いきや、コレは更なる悪さのタネ。
装備クリーチャーが死亡でドローなので、
タフネス1のクリーチャーをコストに繰り返し使えるドローエンジンとしての運用できるのである。
逆転の一手が欲しいときの使用はもちろん・終盤出番の無くなった小型クリーチャー・トークンその他諸々が手札に変換可能。
おかげである程度クリーチャー要素のあるデッキにこれを仕込んでおけばお手軽大量ドローを許してしまう事態となり、
「印刷されるべきではなかった」とまで言わしめる羽目となる。
当時のスタンダード(オンスロート・ブロック+ミラディン・ブロック)で禁止カードに指定。
レガシーとモダンではフォーマット開始時(2004年/2011年)から禁止カード。
現在(2017年)ではパワー9がようやく使用可能なヴィンテージでのみ使用可能である。