概要
『ミラディンの傷跡ブロックの』1つ目の小型エキスパンション「ミラディン包囲戦」で初登場したカード。
かつて同じくミラディン次元を舞台とした『ミラディン・ブロック』においては、魔法によって造り出される物理的には破壊不能な合金であり、ミラディンの象徴ともされる「ダークスティール」によって造り出された強大なゴーレムのアーティファクト クリーチャーカード、ダークスティールの巨像/Darksteel Colossusが登場した。
『ミラディンの傷跡ブロック』は、ミラディン次元の創造主、カーンから漏れ出た汚染物質「ファイレクシアの油」によってミラディンにおいて復活を果たした悪の機械帝国「ファイレクシア」の新たな軍勢による侵略・浸食と、抵抗するミラディン原住民との戦争を描く物語であるため、ダークスティールの巨像と酷似した能力と、ファイレクシアの軍勢の汚染能力を表す「感染」能力を持つ荒廃鋼の巨像はダークスティールの巨像がファイレクシアの油によってファイレクシア化してしまった姿だと思われる。
カードとしての能力
カード名 | 荒廃鋼の巨像/Blightsteel Colossus |
---|---|
マナ・コスト | (12) |
カード・タイプ | アーティファクト クリーチャー — ゴーレム(Golem) |
パワー/タフネス | 11/11 |
能力 | トランプル、感染、破壊不能 |
荒廃鋼の巨像がいずれかの領域からいずれかの墓地に置かれる場合、代わりに荒廃鋼の巨像を公開し、それをオーナーのライブラリーに加えて切り直す。 |
通常のダークスティールの巨像と比べてマナコストこそ高くなったものの、感染を得た。
ちなみに感染とは『このクリーチャーは、クリーチャーに-1/-1カウンターの形でダメージを与え、プレイヤーに毒カウンターの形でダメージを与える。10個以上の毒カウンターを持っているプレイヤーはこのゲームに敗北する。』という特殊能力である。
これにより、ワンパンで相手をKOできるというトンでもない決定打を出せる。その性質により、付いたあだ名が誰が呼んだかワンパンマン。
踏み倒す方法がある時は通常時以上の破壊力を持つ恐るべき兵器である。ヴィンテージだと修繕1枚からこんにちは。