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ファイレクシアの油

ふぁいれくしあのあぶら

ファイレクシアの油とはトレーディング・カードゲーム「Magic: The Gathering」(以下、MTG)の舞台となっている多元世界に存在する架空の物質。
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形状

ファイレクシア人の体内から分泌される黒くぎらつく油状の液体で、ファイレクシア人の膿漿である。触れた物質を汚染する性質を持ち、MTGのいくつかのカードで侵蝕されて腐り果てる生物や土壌などのイラストが描かれている。
ファイレクシアの油が最初に登場したのは1994年3月に発売されたカードセットで、邪悪な機械とおぞましい肉塊、通常の生物には耐え難い汚染が広がるファイレクシアの情景の一部としてフレーバーテキスト等で言及されている。また、ファイレクシア人の目から頬を伝わって滴り落ちている油を、「ファイレクシアの涙」と呼称する場合もある。

性質※ネタバレ注意※
































ファイレクシア人の体液もしくは汚染兵器という性質が長らく周知されていたが、もう1つの、そして最悪の性質が2010年10月に発売されたカードセット「ミラディンの傷跡」において判明する。
ファイレクシアの油にはファイレクシアそのものの情報が含まれており、汚染したモノをファイレクシア化させる性質を持ち合わせている。ただし、その汚染能力は決して高いものではなく、旧ファイレクシアから大規模な侵攻を受けて世界のあちこちにファイレクシア人の死体や故障した戦闘機械が点在する荒廃した次元や、数千年以上もファイレクシア製戦闘兵器が放置されていた次元ではごく一部の存在にファイレクシアの涙などの影響が見られる程度で、侵蝕はほとんど確認されていない。

MTGでは(一部の例外と人工物を除いた)万物を五色のマナ(白、青、黒、赤、緑)で構成されるものとしており、ファイレクシアの油は黒マナ(死、退廃、邪悪、病気を表すマナ)由来の物質とされている。そのため、黒マナと対立する白マナ(正義、光、浄化、癒しを表すマナ)に対しては汚染能力が弱まる。また油という性質を持つため、油を焼きつくすの性質を持つ赤マナ(他に破壊、感情、混沌を表すマナ)に対しても汚染速度は遅くなる。死を表す黒マナと対立する生命力を表す緑マナ(他に大地、植物、生物毒を表すマナ)は、油のもつ増殖という性質と緑マナのもつ繁殖という性質が似通っているため、汚染への対抗力を持ち合わせていない。

なお、MTGのプレイヤーやストーリーに登場する最高位の魔法使いプレインズウォーカーは、「プレインズウォーカーの灯」という先天的な素質に目覚めているため、ファイレクシアの油からの侵蝕を受けたとしても「灯」が焼き尽くすために全く影響を受けない。ただし、何らかの事情により灯を失った場合は侵蝕されることとなる。

「ミラディンの傷跡」では、金属次元という旧ファイレクシアと似通った性質を持ち、かつ外部からの干渉に対して脆弱な人工次元であったミラディンに広がる油の侵蝕と、油から復活したファイレクシア人の暗躍を描いている。その危機的状況に住民であるミラディン人たちは必死の抵抗を続けるもののその努力は報われることなく、ミラディンは新ファイレクシアとして、大多数のミラディン人はファイレクシア人として完成することとなった。



関連タグ

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ミラディン新ファイレクシア
法務官

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