概要
緑色の目を持つゼンディカー次元のエルフで、ジョラーガと呼ばれる大規模な一族出身のプレインズウォーカー。精霊魔術を使い、マナと繋がり大地に命を与える自然魔道士。
元は種族主義だったが、後述の過ちから種族の隔たりなく力を合わせる事の尊さを知る。
苦手なものは蛇。また、過酷な次元出身なのでナメクジ料理をこの人に食べさした事がある。
先頭時には木々を操って鋭い剣にしたり、蔦の壁を作り出す自然魔法の使い手。
滅多に使わないが、植物の形をした鞘の中の仕込み刀で白兵戦を行う。
背景ストーリーの活躍
ゼンデイカーブロック以降
かつて様々な次元を旅していた彼女は当時ローウィン次元のエルフ達から黒マナの使い方を学び、その後もラヴニカ・ミラディンと旅するも良い思い出とならず、彼女は次元の放浪をやめてゼンディカーへと帰還、タジュール一族の村に落ち着いた。
ある日、村をエルドラージに襲撃されたところをソリン・マルコフに助けられる。ソリンはこのままではエルドラージは開放されてしまうので、封印を強固にする為、封印されていた遺跡の道案内の為に彼と開放の時居合わせた吸血鬼の学者アノワンと共に長い旅にでる。
しかし、このままゼンディカー次元にエルドラージを留まらせる事は危険だと考えたニッサは遺跡で封印する為の重要なパーツ面晶体を破壊してしまう。
エルドラージ達が他の次元に去る事を期待するも逆にエルドラージの始祖の一体はゼンディカーに留まり、全ての生物を滅びし、ソリンもこの次元を立ち去ってしまう。
ジョラーガに戻りエルドラージと戦ったが故郷は壊滅、彼女も重症を負う。そこを人間の旅人に助けられ、ニッサは罪悪感と後悔に苛まれたが、エルドラージと遭遇した際に闘争心を奮い立たせ、ゼンディカーの土地そのものと繋がりを強めた彼女はエレメンタルを呼び起こしそれを撃破。今のニッサは何としてもエルドラージを滅ぼすと決意しており、その為には種族主義や自惚れを捨てゼンディカー全体が共に戦わねばならないと考えている。
戦乱のゼンデイカーブロック+イニストラードを覆う影ブロック
人々と自然を守りながら戦ってきたニッサはゼンディカーへ帰還したギデオン・ジュラ、そして彼と共にラヴニカからやってきたジェイス・ベレレンと合流対エルドラージ作戦としてジェイスはゼンディカー全域に存在する構造物・面晶体の謎を解いて倒す為の手がかりを探すためウギンの目へ、ニッサとギデオンは宿営地の一つ、海門を奪還する為の連合軍に参加して戦いに向かう。海蛇、サメ、クラーケンを率いたキオーラの援軍もあって奪還に成功するが、エルドラージの巨人ウラモグが接近中という緊急連絡が届く。
そこにジェイスが帰還。遺跡を通してウギンから面晶体とエルドラージの正体の話を聞いてきいてきた彼の案によりウラモグを捉える為の面晶体の牢獄を構築する作戦が決行される。
作戦は成功!ウラモグの動きを封じ込める事に成功するのだが、
突如乱入したオブ・ニクシリスによって牢獄は破壊、もう一体の巨人コジレックまで召喚されてしまい海門は壊滅、彼らもニクシリスに捕らえられてしまう。
駆けつけたチャンドラ・ナラーに何とか救出されニクシリスを退けたものの、
連合軍は深刻な損害を受け、そして何より世界を食い尽くす巨人がもう一体。
あまりにも、絶望的な状況であったがプレインズウォーカー4人はエルドラージそして多元宇宙を脅かす脅威へ共に立ち向かう為にゲートウォッチとなる誓いを立てて最終決戦に向かう。
「私は一つの世界が不毛と化すのを見てきた。エルドラージがゼンディカーの何もかもを奪い、大地は塵と埃と化した。放っておいたなら、あいつらは世界と、その上の全てを貪り尽くしてしまうでしょうね」
「二度とさせない。ゼンディカーとそれが育む生命のため、すべての次元の生命のため、私はゲートウォッチになるわ。」
最終決戦でニッサは面晶体無しでマナの力戦を生成・ゼンディカー次元そのものに2体のエネルギーを吸わせて久遠の闇から本体を引きずり出す事に成功、そして力戦のエネルギーを受け取ったチャンドラが巨人2体を焼き尽くす事で遂に決着を付ける。
その後、チャンドラ・ギデオンと共に、もう一体の巨人の情報を持つソリンに会いに行くジェイスを見送ったのだが、そのイニストラードで3対目のエルドラージのタイタン・ エムラクールが出現し彼女も仲間とともにイニストラードに駆けつけジェイス、そしてゾンビの軍隊を率いたリリアナ・ヴェスと合流、彼らと共にエムラクールへ立ち向かう。
先の2体を凌駕する強大さと次元の力戦すら汚染するエムラクールの魔力ゆえに前回使った本体を引きずり出す戦法が使えず苦戦するもの、神河のプレインズウォーカー・タミヨウと協力してイニストラードの月に封印する事に成功。
タミヨウ曰く、封印の時私は体を怪物に奪われていて、
この次元の全てに破壊をもたらす巻物を呼んだ筈が束縛の呪文に書き換わっていた。
自ら封印される様に仕向けたエムラクールの謎を残しつつエルドラージに関わる騒乱は一応の終結を迎える。
カラデシュブロック+アモンケットブロック+ドミナリア
独断でカラデシュ次元へ向かったチャンドラとリリアナを追ってプレインズウォークするものの、テゼレットの暗躍の影響で領事府と革命派の闘争にやむ得ず参戦する事に。
その後、ゲートウォッチの面々と共に事件の黒幕ボーラスの拠点であるアモンケット次元に赴くもボーラスに敗退。
命からがらドミナリア次元に逃亡するも、目の前で一つの次元が蹂躙されるのを目の当たりにし憔悴したニッサ。更にリリアナが鎖のヴェールから逃れるという勝手な理由で自分達を利用していた事を知ってしまう。仲間への不信が拭えないニッサはゲートウオッチからの離脱を決意する。
ゲームでの性能
ニッサ・レヴェイン
マナコスト | (2)(緑)(緑) |
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カードタイプ | プレインズウォーカー — ニッサ |
初期忠誠度 | 2 |
能力 | [+1]:あなたのライブラリーから《ニッサに選ばれし者》という名前のカードを1枚探し、それを戦場に出す。その後、あなたのライブラリーを切り直す。 |
[+1]:あなたは、あなたがコントロールするエルフ1つにつき2点のライフを得る。 | |
[-7]:あなたのライブラリーから望む数のエルフ・クリーチャー・カードを探し、それらを戦場に出す。その後、あなたのライブラリーを切り直す。 |
ゼンディカーで収録された種族シナジー特化型のカード。
ちなみに[+1]能力で呼び出せるカードの効果は
ニッサに選ばれし者
マナコスト | (緑)(緑) |
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カードタイプ | クリーチャー — エルフ・戦士 |
パワー/タフネス | 2/3 |
能力 | ニッサに選ばれし者が死亡する場合、代わりにそれをオーナーのライブラリーの一番下に置く。 |
とソコソコのサイズ。しかしトークンではなく実体カードゆえデッキの枠を消費しやすいという問題もある。(ゆえニッサに選ばれし者を2~3枚に抑える場合も。)
が一番の問題は登場当時のスタンダード環境では1マナ火力最強と称される稲妻が再録。それプラスしてアラーラの断片ブロックの強力な火力&多色クリーチャーに低い忠誠度ゆえに真っ先に狙われてしまうという惨事に。そのモロさ故、しばらくの間は後述のネタキャラ扱いされてしまう羽目に・・・
世界を目覚めさせる者、ニッサ
マナコスト | (3)(緑)(緑) |
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カードタイプ | プレインズウォーカー — ニッサ |
初期忠誠度 | 3 |
能力 | [+1]:あなたがコントロールする土地1つを対象とする。それはトランプルを持つ4/4のエレメンタル・クリーチャーになる。それは土地でもある。 |
[+1]:森を最大4つまで対象とし、それらをアンタップする。 | |
[-7]:あなたのライブラリーから望む数の基本土地カードを探し、それらを戦場に出す。その後、あなたのライブラリーを切り直す。それらの土地はトランプルを持つ4/4のエレメンタル・クリーチャーになる。それらは土地でもある。 |
基本セット2015で再登場した土地関連の能力を多数もつニッサ。一つ目の能力は他の土地サーチカードと併用すれば4/4トランプル持ちクリーチャーを複数並べることも可能。そして二つ目でマナ加速、緑には強力な大型クリーチャーが豊富なのでそれを召喚するアシストが可能、一つ目の能力でクリーチャー化した土地をアタック後にアンタップするのも可能。
自分の場のカードの同一マナシンボルの数に応じてマナを発生させるニクスの祭殿、ニクソスを活用するデッキやミッドレンジ系デッキで土地活用&マナ加速で先の汚名返上に貢献した。
巨森の予見者、ニッサ→精霊信者の賢人、ニッサ
表面カード名 | 巨森の予見者、ニッサ |
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マナコスト | (2)(緑) |
カードタイプ | 伝説のクリーチャー — エルフ・スカウト |
パワー/タフネス | 2/2 |
能力 | 巨森の予見者、ニッサが戦場に出たとき、あなたはあなたのライブラリーから基本森カードを1枚探してもよい。そうしたなら、それを公開してあなたの手札に加え、その後あなたのライブラリーを切り直す。 |
土地が1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたが7つ以上の土地をコントロールしている場合、巨森の予見者、ニッサを追放し、その後、これを変身させた状態でオーナーのコントロール下で戦場に戻す。 | |
裏面カード名 | 精霊信者の賢人、ニッサ |
カードタイプ | プレインズウォーカー — ニッサ |
初期忠誠度 | 3 |
能力 | [+1]:あなたのライブラリーの一番上のカードを公開する。それが土地カードであるなら、それを戦場に出す。そうでないなら、それをあなたの手札に加える。 |
[-2]:《目覚めし世界、アシャヤ》という名前の緑の4/4の伝説のエレメンタル・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。 | |
[-7]:土地を最大6つまで対象とし、それらをアンタップする。それらはそれぞれ6/6のエレメンタル・クリーチャーになる。それらは土地でもある。 |
マジック・オリジンで収録された灯の点ったシーンの再現両面カード。それゆえ表面は伝説のクリーチャー扱い。
速攻でガンガン攻めるデッキには他のカードにやや劣るものの、表・裏どちらも土地関連のアドバンテージを稼ぎやすい為、マナと土地を貯めて後続のサポートで活躍する。もちろんPW化して(レジェンドルールの制約を受けるものの)中堅サイズのトークンで場を持たせたり、[-7]能力で一気に攻め落とすのもあり。
ゼンディカーの代弁者、ニッサ
マナコスト | (1)(緑)(緑) |
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カードタイプ | プレインズウォーカー — ニッサ |
初期忠誠度 | 3 |
能力 | [+1]:緑の0/1の植物クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。 |
[-2]:あなたがコントロールする各クリーチャーの上に+1/+1カウンターをそれぞれ1個置く。 | |
[-7]:あなたはX点のライフを得てX枚のカードを引く。Xは、あなたがコントロールする土地の総数に等しい。 |
ゼンディカー次元が再び背景ストーリーの舞台となった戦乱のゼンディカーブロックの第2セット:ゲートウォッチの誓いにて再びカード化。
マナコストが軽い分能力が地味。しかしトークン戦術や物量戦術なら[+1][-2]の両能力が機能しやすいので爆発力の増加に一役買っている。
自然の職工、ニッサ
マナコスト | (4)(緑)(緑) |
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カードタイプ | プレインズウォーカー — ニッサ |
初期忠誠度 | 5 |
能力 | [+3]:あなたは3点のライフを得る。 |
[-4]:あなたのライブラリーの一番上から2枚のカードを公開する。その中から土地カードをすべて戦場に出し、残りをあなたの手札に加える。 | |
[-12]:ターン終了時まで、あなたがコントロールするクリーチャーは+5/+5の修整を受けるとともにトランプルを得る。 |
カラデジュから登場した構築済みデッキの一種・プレインズウォーカーデッキに登場したバージョン。同セットに『新緑の最高潮』という名の専用サーチカードも存在する。
後述のカラデジュの拡張パック版と比べると能力は控えめだが、わかりやすいアドバンテージと忠誠度の増加量の多さゆえの硬さのおかげで初心者にも扱いやすい。
生命の力、ニッサ
マナコスト | (3)(緑)(緑) |
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カードタイプ | プレインズウォーカー — ニッサ |
初期忠誠度 | 5 |
能力 | [+1]:あなたがコントロールする土地1つを対象とし、それをアンタップする。あなたの次のターンまで、それは速攻を持つ5/5のエレメンタル・クリーチャーになる。それは土地でもある。 |
[-3]:あなたの墓地からパーマネント・カード1枚を対象とし、それをあなたの手札に戻す。 | |
[-6]:あなたは「土地が1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたはカードを1枚引いてもよい。」を持つ紋章を得る。 |
カラデジュの拡張パック版。1ターン凌げば大マイナス能力にアクセスできる初期忠誠度の高さを持つ。
また、それ以外にも[+1]能力は使い方次第では何度も出せる5/5クリーチャー、[-3]能力はカードの使いまわしと地味に汎用性が高い。
自然に仕える者、ニッサ
マナコスト | (X)(緑)(青) |
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カードタイプ | プレインズウォーカー — ニッサ |
初期忠誠度 | X |
能力 | [+2]:占術2を行う。 |
[0]:あなたのライブラリーの一番上のカードを見る。それが土地カードであるか、点数で見たマナ・コストが自然に仕える者、ニッサの上に置かれている忠誠カウンターの総数以下であるクリーチャー・カードであるなら、あなたはそのカードを戦場に出してもよい。 | |
[-6]:あなたがコントロールする土地最大2つを対象とし、それらをアンタップする。ターン終了時まで、それらは飛行と速攻を持つ5/5のエレメンタル・クリーチャーになる。それらは土地でもある。 |
アモンケットではまさかの多色化。しかも召喚時のマナコストの量によって初期忠誠度の量が変動する特殊仕様。基本には序盤で出す場合はライブラリー操作と土地もしくはクリーチャー展開の補助に、マナが豊富に溜まった終盤に出すときは大マイナス能力狙いでフィニッシャー要員に、柔軟な運用ができるので使い手の手腕が問われる。
創造の魔道士、ニッサ
マナコスト | (5)(緑)(緑) |
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カードタイプ | プレインズウォーカー — ニッサ |
初期忠誠度 | 5 |
能力 | [+2]:クリーチャー最大2体と土地最大2つを対象とし、それらをアンタップする。 |
[-3]:クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+5/+5の修整を受ける。 | |
[-10]:あなたのライブラリーの一番上からカードを10枚見る。あなたはその中から、クリーチャーか土地である望む枚数のカードを戦場に出してもよい。残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。 |
破滅の刻のプレインズウォーカーデッキ収録のニッサ。フィニッシャー旧カードクラスにマナコストが高い割にクリーチャーが居ないと機能しない能力が多いのがネック。
世界を揺るがす者、ニッサ
マナコスト | (3)(緑)(緑) |
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カードタイプ | 伝説のプレインズウォーカー — ニッサ |
初期忠誠度 | 5 |
能力 | あなたがマナを引き出す目的で森をタップするたび、追加で(緑)を加える。 |
[+1]:あなたがコントロールしていてクリーチャーでない土地最大1つを対象とし、それの上に+1/+1カウンターを3個置く。それをアンタップする。それは警戒と速攻を持つ0/0のエレメンタル・クリーチャーになる。それは土地でもある。 | |
[-8]:あなたは「あなたがコントロールしている土地は破壊不能を持つ。」を持つ紋章を得る。あなたのライブラリーから森カードを望む枚数探し、それらをタップ状態で戦場に出し、その後あなたのライブラリーを切り直す。 |
灯争大戦に登場したニッサのカード。
常在型能力は土地のマナ加速、森(同タイプを持っていれば基本土地じゃなくても可)ならば1枚で2マナを出せるため、土地の構成によっては一度に大量のマナを生み出すことが可能となる。忠誠度能力で土地を1つタップ状態ならアンタップして警戒と速攻を付与し3/3のマナ・クリーチャーにする。出したターンから速攻警戒付きのクリーチャーで殴れて、土地なので戦闘後もタップすればマナを出すことができるのは便利。P/T値はカウンターを参照しているので、増殖などでカウンターを増やせばフィニッシャーにもなりえる。ただし除去耐性を持たず、除去されたら出せるマナの量に影響するので注意。
クリーチャー化させた土地で自身を守りながら盤面を固めても良し、ひとつ前のエキスパンション:ラヴニカの献身に登場したマナを払った分だけサイズアップ&ドローできるクリーチャー『ハイドロイド混成体』(カードテキストは外部リンク参照)のような大量マナを活かせるカードと共に使って良しと幅広いデッキで活躍可能。
なお、日本語版のブースターパックに限り、50%の確率で日本イラストレーター描き下ろしのオリジナルアート版プレインズウォーカー・カードが通常版の代わりに封入されており、
担当するのは他TCG以外ではあのメディアミックスプロジェクトにてキャラクター原案を担当されたひと和氏(ユーザーページリンク参照) 。
影さす太枝のニッサ
マナコスト | (2)(黒)(緑) |
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カードタイプ | 伝説のプレインズウォーカー — ニッサ |
初期忠誠度 | 4 |
能力 | 上陸 ― 土地が1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、影さす太枝のニッサの上に忠誠カウンターを1個置く。 |
[+1]: あなたがコントロールしている土地1つを対象とする。それをアンタップする。あなたは「ターン終了時まで、それは速攻と威迫を持つ3/3のエレメンタル・クリーチャーになる。それは土地でもある。」を選んでもよい。 | |
[-5]:あなたはあなたの手札かあなたの墓地から、点数で見たマナ・コストがあなたがコントロールしている土地の総数以下であるクリーチャー・カード1枚を、+1/+1カウンターが2個置かれた状態で戦場に出してもよい。 |
ゼンディカーの夜明けで黒緑になって登場。土地が場に出ると効果が誘発する上陸を持つ。
今回も土地をクリーチャー化させる能力を持つ。ただし自ターン限定なので守るのには使いにくい。
注目なのは−5能力。マナコスト支払わずクリーチャーをリアニメイトor手札から出すことができる。土地を並べるという下準備が必須になるものの、うまく行けば優秀な中堅サイズのクリーチャーが一度に複数並ばせることもできる。
なお、ゼンディカーの夜明けでは通常イラストの他に、特殊イラストの別バージョンが存在する。ただし、上陸能力持ちカードは面晶体をモチーフにした特殊なフレームなのに対し、例外的に影さす太枝のニッサは枠無し拡張アートとなっている。
余談
- マジック・オリジンにて精霊信者の一族の出であり彼女の幻視の力が危険視されてると知り母を残して旅にでる、そして旅の目的地にてゼンディカーを苦しめる暗黒(封印された状態のエルドラージ)から狂気の波に襲われた際に初めて次元渡りしてローウィン次元に訪れたというプレインズウォーカーとしての力に目覚めたきっかけが語られた。(それ以前の過去では“人生の早い内に点り、多元宇宙への好奇心は彼女の部族にとっては忌まわしいものと捉えられ、部族を追放されてジャングルの中に置き去りにされた”と語られており、後付で設定変更がされたものだと思われる。)
- ~ゾ☆という口癖は日本版公式サイトの週代わりコラムの一つ《週刊デッキ構築劇場》である(現在は終了)。プロプレーヤー達によるデッキ紹介&解説で、プレインズウォーカー達の派遣会社があったら、というネタなのだが内容は果てし無くカオス! 問題の31回 43回 60回 の外部リンクはこちら