データ
初登場 | ポケットモンスター サン・ムーン |
---|---|
いりょく | 130 |
めいちゅう | 100 |
PP | 5 |
タイプ | ほのお |
わざ分類 | 特殊 |
攻撃範囲 | 単体 |
直接攻撃 | × |
備考 | この技を使うと、そのポケモンはほのおタイプが無くなる。自分がほのおタイプでないとこの技は失敗する |
英語名 | Burn Up |
概要
『ポケットモンスター サン・ムーン』から追加された技で、自らに滾る炎を全て相手にぶつけ、その反動で場に出ている間ほのおタイプが消えるという今までにない機軸の大技。
ちなみにノーマルタイプになるわけではなく、タイプ自体がなくなってしまう。これが本当のタイプ:ヌルである。ただし、無効化された場合はほのおタイプが消失しないのでご安心を。
真っ白にはならないが、使ったポケモンは体に灯る炎が小さくなり彩度も落ちるという演出がアニメで為された。
習得するポケモンはレベルアップによる自力習得ではバクフーン系統とファイヤー、タマゴからの遺伝ではウインディ系統といずれも初期の頃に登場していたポケモンばかりである。
ちなみにホウオウは本来覚えなかったが、『ポケットモンスター ウルトラサン』にてゲットできる個体のみ覚えており、後に『ポケットモンスター ソード・シールド』で一般解禁された。
当たり前だがほのお技の一致補正も、ほのおタイプが持つ耐性も、全て投げ捨てる事になる為注意。
ただ、ほのおタイプは耐性が多いが同時に弱点を突かれやすいタイプなので、タイプを捨てるのは一長一短と言える。
特にファイヤーなど4倍弱点がある場合それがなくなるので、おにびやほのおのからだによるやけど状態+はねやすめといった持久戦を狙いやすくなる(ちなみに「もえつきる」にはやけど効果はない)。
また、ほのおタイプを持つ事が技使用の条件である為、一度使うと必然的に条件を満たせなくなり、ひっこめるまで再使用はできなくなる。
カクレオンからスキルスワップでへんげんじざいを貰っても、ほのおタイプでない状態では例外的にへんげんじざいの効果が発動せず失敗するという徹底ぶり(他の別物のほのお技を先に使えば、再びもえつきる事ができるようになる)。
『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』ではテラスタルによってタイプを残せるようになった……が、全習得者からこの技が没収され現状誰も覚えない技になってしまった(技データ自体は残っている)。
この技のでんきタイプ・物理版といえる「でんこうそうげき」がこの作品で新たに追加され、こちらは「テラスタルででんきタイプになると技を使ってもでんきタイプが残り連発できるしタイプ一致も乗り続ける」という仕様になっており、もえつきるが復活しても同様になると思われ、軽減する相手が少ないとかなり刺さりやすい。
ただし、既にタイプを失った状態でテラスタルしこの技を使うと威力補正が2倍から1.5倍に低下し、別のタイプにテラスタルすると技自体が失敗するため注意。
なお、この技でタイプがなくなったポケモンの特性を、なかまづくりなどを使ってヌケニン専用のふしぎなまもりにすると……
全タイプの攻撃技が無効になるのだ。
ただし特性かたやぶりや一部の技は貫通してダメージを受けてしまうし、変化技は普通に受けてしまう。
ちなみに、オーバやポッドが敗北した時に言うセリフもこれ。特にオーバは本当に燃え尽きて真っ白けになってしまう。
関連タグ
はねやすめ……使用したターンの間だけひこうタイプがなくなる技。
でんこうそうげき……『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』で登場したでんきタイプ版のもえつきる。同じく使用後はでんきタイプが消える。