みえるひと
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みえるひと
みえるひととは週刊少年ジャンプにて2005年33号~2006年42号までの間連載されていた岩代俊明による少年漫画である
高校に入学するために上京してきた桶川姫乃は、自分に取り憑いていた悪霊・「陰魄」を、霊問題の専門家である案内屋・明神冬悟に退治してもらう。その後、明神が経営する「うたかた荘」の住人となった姫乃は、陰魄にまつわる様々な問題に巻き込まれていく。
うたかた壮の住民並び関係者
主人公達の拠点。後述の先代が「生者も幽霊も仲良くできる場所」として購入・維持しているが、現状は生者よりも幽霊が多く家賃収入がほぼない。
住民の陽魂の名前は『桃太郎』から拝借されていると推測される。
- 明神 冬悟:本作品の主人公。案内屋の男性であり、霊と生者のためのアパート「うたかた荘」の管理人を務める。本名は久能(くのう) 冬悟。
- 桶川 姫乃:ヒロイン。うたかた荘の住人の中では、明神を除いて唯一生者である(後に実母と同居する)。
- エージ:陽魂の少年。本名は眞白(ましら) エージ
- アズミ:陽魂の少女。本名は木備野 安曇(きびの あずみ)
- ガク:陽魂の青年。本名は犬塚 我区(いぬづか がく)
- ツキタケ:陽魂の少年。本名は雉ノ葉 月武(きじのは つきたけ)
- 桶川 雪乃:姫乃の実母。後にうたかた壮に住む。
- 富 源五郎:元警察官の老人。霊視能力の持ち主。
案内屋
高い霊力から〈梵痕(サン=スティグマ)〉を発現した霊能力者の総称。
『空(キャ)』『風(カ)』『火(ラ)』『水(バ)』『地(ア)』の5系統の〈梵術〉と呼ばれる異能を行使する。
- 明神 勇一郎(ミョウジン ゆういちろう):冬悟の師匠で先代〈明神〉(故人)。『空(キャ)』の梵痕の持ち主でもあったが、霊力自体は凡人よりマシな程度だったため、前述の弱点を徹底的に技巧で補っていた。
- 湟神 澪(コウガミ みお):『水(バ)』の梵痕を継承した女性案内屋。先代明神に恋していたおっぱいのついたイケメン。
- 神吹 白金(カンブキ シロガネ):『風(カ)』の梵痕を継承した案内屋。「正義のヒーロー 神吹プラチナ」を自称する。
- 火神楽 正宗(ヒカグラ まさむね):『火(ラ)』の梵痕を継承した案内屋。隻眼のスナイパー。
- 湟神 一兆(コウガミ いっちょう):『水(バ)』の梵痕を持っていた先代〈湟神〉。
- 火神楽・M・忠勝(ヒカグラ・マイク・ただかつ):『火(ラ)』の梵痕を持っていた先代〈火神楽〉。
- 神吹 銀一(カンブキ ぎんいち):『風(カ)』の梵痕を持っていた先代〈神吹〉。
- 壊神 幽響(エガミ ゆうこう):『地(ア)』の梵痕を持つ案内屋。桶川 雪乃の案件以降、消息不明に……。
陰魄
- アズミの母:アズミの安否を確かめたい余り、陰魄と化してしまう。最終的にアズミとの再会により普通の霊魂に戻り、「アズミにもっと世界を見て欲しい」願いから愛娘を冬悟に預け成仏した。
- ハセ:先代明神を殺害した冬悟の仇敵。
- 幽灯大師観照(ゆうとうだいし かんてら):後述されるパラノイドサーカスの参謀各に当たる陰魄。
- 活岩の獅子:幽灯大師観照の下に就く陰魄。立場上はパラノイドサーカスのメンバーだが、桶川 雪乃によって手懐けられてしまっている。
人間願望(アニマ)
人間に対する憎悪や歪んだ憧れから生じた、動物(に加えて幻獣や魔獣、妖獣)の陰魄の俗称。明確な組織として〈パラノイドサーカス〉が存在する他、同組織から離れた愚連隊も存在する。
- コモン(狐門):焔狐のアニマで、元パラノイドサーカスのメンバー。かつて死に立てのハセを気紛れで連れていたため、事実上の先代明神の死の元凶でもある。
- キヌマ(亀沼):コモン一派に就く亀のアニマ。下手に出ているように見えて、妙にプライドが高く、胸中で他者を愚弄する難物。
- ホルト:コモン一派に就く猛禽類のアニマ。プライドが高くコモンを目の敵にしている。
- バオ:コモン一派に就く象のアニマ。元は動物園で飼われていた象・パオパオで、最終的にアズミとの交流を経てパオパオとして成仏した。
- キヨイ:パラノイドサーカスの首魁であるバフォメットのアニマ。至って真面目であるが、片言英語を交えて喋る奇癖の持ち主。
- ゴウメイ:パラノイドサーカスのメンバーで雷猿のアニマ。好戦的だが良くも悪くも直情径行。
- グレイ:パラノイドサーカスのメンバーでクロックラビットのアニマ。知略家だがキヨイの意思を最優先にする忠臣。
- コクテン:パラノイドサーカスの紅一点で皇帝コウモリのアニマ。キヨイに対し猛烈な恋心を抱き、常にアプローチを掛けている。
- ミズチ:パラノイドサーカスのメンバーで蛟のアニマ。パラノイドサーカスでは唯一成仏した。
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