プロフィール
概要
リロイ・スミスとは鉄拳7のDLCキャラクターであり、
ある理由でその名前を鉄拳界から他の格ゲー界にまで名前とその性能を轟かせたキャラクターである。
容姿は特徴的なドレッドヘアー、金色のフレームのサングラス、大量のアクセサリー、何重にも重ねた金色ネックレスに金色と豹柄の靴など、かなりファンキーな格好をしており、
他の衣装でも豹柄のプリントされたジャケットやパンツ、ゴツめのスニーカーを履いており、
ヒップポップな服装を好んでいる模様。
また老齢ながら、他のキャラ宜しく脱ぐ。
その身体はとても筋肉質であり、また至る所にタトゥーが入っているのが特徴的であり、一言で言うならイケおじである。
またいつも"シュガー"というブルドッグを連れており、時には戦闘にも役に立ってくれる(ただし隙はでかい)。
また彼のテーマ曲である「The Solitary Warrior」はラップ調の曲でかなりの格好良さがあるので是非1度聞いて頂きたい。
出身国はアメリカだが、後述の理由からアメリカから半世紀近く離れている。
彼の使用する拳法"詠春拳"は実際に存在する拳法のひとつであり、攻防一体の戦い方を得意とする。ただ日本ではある事情からあまりメジャーでは無い。
だがリロイが使用する詠春拳は映画「イップ・マン」に使用される技に似通っている。
経歴
リロイが少年だった時、彼の住んでいたニューヨークでは複数のギャング組織が存在していた。
警察や政界にも組織の賄賂が蔓延っていおり、もはや誰もその組織を止められるものは居らず、遂にその複数の組織による大規模な抗争が起こってしまう。
その抗争でリロイは家族も住む家も失ってしまう。
また当人のスミスも大怪我を負い川に転落し、海へと流されてしまう。しかし、通りかかった貿易商の船に拾われ、何とか命を取り留める。
その経験からリロイは家族を失ってしまう己の無力さとギャングへの復讐心を心に刻んでいた。
その後アメリカを離れ、貿易商として世界を巡ったリロイは中国で"詠春拳"という武術に出会う。
その拳法に魅せられたリロイは中国に定住。詠春拳を学んだ。
そして多くの月日が流れ、リロイを襲った悲劇から半世紀が経った後、その長年の月日が経とうともニューヨークに蔓延るギャングは生き残り支配を続けていた。
その事を知ったリロイは胸の内に秘めた復讐心からニューヨークへ戻ることを決意する。
そして故郷に戻ったリロイは単身でそのギャングへ乗り込み、その圧倒的強さで組織を壊滅させていく。
その最中に当時の事を知る組織の一幹部から半世紀前の大抗争の裏に三島財閥が暗躍していたことを知り、三島財閥をも潰すべきと考えたリロイはThe King of Iron Fist Tournamentに参加する。
性能
実装までは格好のいいトレーラーに実際に海外で人気のある拳法を用いることから多くの期待が集められた...が、
その圧倒的強さは現代の格ゲーでは炎上案件であった。
キャラとしては拳法らしい多段技や豊富な切り返し技、構えからの多彩な攻めを持ち、また牽制技もハイリターンでかなり強い。
多少のクセこそあるが操作が割と簡単なキャラである。
下記の技も非常に強力でもし使うならばぜひ使っていきたい。
「双龍門」(4+RP)
相手が攻撃を受け止める捌き技。
追加入力で攻撃が出来る上に、
なんとレイジアーツにも繋げられる。強い
ちなみに当身成立するとリロイが鼻で笑う。
「仙人掌」
優秀な牽制技。
相手にしゃがまれると当たらないが、カウンターヒットすると派生投げ「膝下途絶」に派生し、ダウンを奪える。強い
他にもリーチは短いが発生の早い「義絶寸勁」や、
最後の派生を出さなければ反撃の来ない「連環拳剛」等、基本的には地味な欠点こそあれど非常に強い。
また一試合に1度しか使えない杖を使った攻撃「杖戒連撃」は当たれば基本強いというゴリ押しも出来る。
また、構えの「独歩」は様々な派生やコンボに移行できる他、
通常のガードこそ出来ないものの下段技オート捌き効果がある為、下段で攻めてくる相手にも圧をかけやすい。
ちなみに下段捌き成立するとリロイが「Weak(甘い)」と敵を煽る。割と煮えたぎる。
その他
プロフィールにもあったがリロイのモーションキャプチャーには実在の詠春拳士イップ・マンの甥の弟子の方がやっているので似通っているのは当然と言えば当然である。
また、格ゲーの大規模な大会、EVO2020ではTOP8中の6人がリロイを使った事が有名。韓国でも有名な鉄拳プレイヤーkneeもリロイの性能には苦言を呈した。
その著名度故か、Netflixで配信されたアニメ「TEKKEN Blood Line」では新しい方のキャラクターながら主要なキャラの1人として描かれている。(ただしそこまで強くはなかった)
関連イラスト
関連タグ
徳川慶寅:彼より以前に誕生し、公式大会で慶寅使いが大量発生という点では類似。しかし、こちらは元のゲームがある意味でも世紀末な環境だったこともあり、まだ何とかなっていた気配も。実際、勝ち残れたかは……お察しなのだが。
NiCO(DOA):こちらは鉄拳と同じ3D格闘でのバランスブレイカーつながり。